特集2
事例にみる株式会社型DMO

7つの事例を見てみよう。
資源の発掘、イベント・体験・産品・施設の創出・再生など、〝何をやるか〞は地域が持っている〝宝〞に拠る。
しかし、それを〝どう継続してやるか〞に注目すると、新たな流れが見えてくる。

事例❶
阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社
(北海道釧路市阿寒湖温泉)……P11
「阿寒が持っているものは世界に負けていない」。
国際リゾートの実現を担うのは株式会社とNPO

事例❷
大雪山ツアーズ株式会社
(北海道上川町層雲峡温泉)……P17
地域の課題を考える官民一体の「協議会」が株式会社をつくった

事例❸
株式会社NOTE
(兵庫県豊岡市・養父市・朝来市・丹波篠山市)……P22
古民家と地域の再生の全国展開に最適なスキームは、営利と非営利の組み合わせ

事例❹
株式会社ディスカバーリンクせとうち
(広島県尾道市)……P26
〝自分たちの住みたい街〞をつくる会社

事例❺
株式会社ものべみらい
(高知県南国市・香南市・香美市)……P31
必要なのは事業会社の位置づけの明確化、地域金融機関の協力、人材の確保と育成

事例❻
株式会社有田まちづくり公社
(佐賀県有田町)……P37
利益の追求なしに観光事業はできない。町には判断し、負担し、リスクを負う当事者が必要だ

参考事例
一般社団法人BOOT(ぶっと)
(福島県西会津町)……P43
「志と行動によって人を集め、生業を生み出す」
非営利組織の挑戦