2018年2月8日(木)に第12回たびとしょcafeを開催しました。テーマを「ツーリズム・リテラシーという考え方 ~産官学の連携と新たな観光文化の創出へ~」とし、ゲストスピーカーに獨協大学外国語学部交流文化学科教授の山口誠氏をお招きしました。
食べ方や話し方と同様、旅も意識的に学ぶ必要があり、それによってより良い観光文化を探求していくことができるというお考えのもと、クラスター別のツーリズム・リテラシーの現状と課題をわかりやすくお話していただきました。
終了後のアンケートでは、参加者の皆様から「観光関連の研究の一石を投じる考え方だと思う」「旅行や観光の概念について疑問に思っていたのでとてもありがたい問題提起だった」といったご意見をいただきました。
観光を再考することの重要性を再認識するとともに、観光を捉える視野が狭くなりがちなのではないかという気づきも得ながら、ツーリズム・リテラシーの向上に向けて観光産業、地域、研究者など、それぞれの立場からどういったことをすべきかを自問する貴重な機会となりました。
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