No.92 タイの観光に関する研究会を開催しました

2019.10.30

 2019年10月21日(月)、タイの観光に関する研究会を開催しました。

 講師を務めていただいたのは、タイ・サマサート大学のDuangjai Lorthanavanich教授です。

 Duangjai教授によると、近年、タイからの訪日客は急増していますが、その背景には、収入・時間に比較的余裕のある層を中心とした海外旅行への高い人気があるとのこと。彼らは、スマホアプリを通して常に旅行商品をチェックしており、格安のお得なツアー(フリープラン)が販売されると、出発直前でも海外行きを決めるそうです。
 一方で、タイ政府はタイ人による国内旅行促進に力を入れており、低所得者層向けの割引実施や、地域をより深く知るための体験プログラムの開発等に取り組んでいるとのこと。その背景には、観光を通して自国のことを学んでほしいという考えがあるのだと伺いました。

 Duangjai教授とJTBFとは、同氏が90年代に日本に留学されていた頃からのお付き合いです。帰国後も、同氏と当財団の主任研究員(当時)がタイで共同調査を行うなど、ご縁を深めてきました。Duangjai教授は、その時に学んだことが、現在の研究に役立っているとおっしゃっていました。世界とのつながりを改めて感じる機会となりました。

 今後も世界に視野を広げて、研究交流を深めていきたいと思います。

研究会の様子

Duangjai Lorthanavanich教授

(2019.10.30 門脇 茉海)

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