第18回 旅行動向シンポジウム採録集 料理人の価値観が人を呼ぶ時代~オーベルジュが観光を変える!?

2009.03.29

第18回 旅行動向シンポジウム

北海道での本格的オーベルジュの先駆け、真狩村の「マッカリーナ」を1997(平成9)年にオープンさせたオーナーシェフ中道博氏をゲスト講師にお招きしました。氏は、北海道を代表する料理人として洞爺湖サミットに深く関わるほか、JAびえいや札幌市との異色の協働事業によるレストラン運営を通じ、地域や人を元気にしています。

シンポジウムでは、近年オーベルジュが注目されている背景やそこに求められる価値について、これからの観光の方向性を考えるヒントを探りながら議論を展開しました。

夢と志のある料理人が創り出した場としてのレストランは、地域の生産者と旅行者をつなぐ役割を果たし、旅行者はそこで、地域の景色や文化と一体化した食体験を楽しんでいます。食材や味だけでなく、料理に表現された“創造性”や“物語性”に感動したり、シェフの“世界観”に共感して人が集まる時代になっているのです。

(2008年12月17日 開催)

発行年月
2009年6月
判型・ページ数
A4判 24頁
本記録は、PDFファイルをダウンロードしてご覧いただけます(無料)。
【PDF:2.79MB】

第18回 旅行動向シンポジウム 「料理人の価値観が人を呼ぶ時代~オーベルジュが観光を変える!?」 目次

  • はじめに
  • シンポジウム パネルディスカッション
    「料理人の価値観が人を呼ぶ時代~オーベルジュが観光を変える!?」
     ゲスト講師
     レストラン「モリエール」・オーベルジュ「マッカリーナ」オーナーシェフ 中道 博氏
  • 野菜が美味しい!を見せる「美瑛選果」
  • 自分の美味しいをおすそ分け
  • 野菜の成り立ちをお皿に表現
  • 目の前にある素材の生かし方を深く考える
  • 情報で“おいしさ”を伝えるな
  • 芽ばえ始めた地元農家と料理人の相互作用
  • 量からの転換が生む農家の“生き生き”
  • 料理人がつなぐ地域の生産者と旅行者
  • オーベルジュの魅力=素材感、周辺の風景+料理人の志・夢
  • マッカリーナはひとつの夢物語
  • サミットで気づいた誠実な日々の積み重ね
  • 主役は変わり、人も場も成長する
  • 夢は、皆で支えあう共同体
  • 大事なのは自分の「料理観」
  • 行政もシェフも個々の役割を果たせばチームになる
  • 食材やシェフの「物語性」「世界観」を求めて
  • 口から広がる情景を感じる
  • 喜びや感動のために全体で表現する

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