全国的に伸び悩む旅行市場のなかで、2000年以降、年々観光客数を伸ばし続け、01年に掲げた「2010年までに5000万人」という目標を2年も早く達成した京都。シンポジウムでは、「今なぜ京都だけが一人勝ち!? ~集まる秘密(わけ)を解く」と題し、京都の集客魅力について分析、議論を展開しました。4つの仮説を挙げて、人気の背景と仕掛けを探り、他の観光地、観光産業の活性化に役立つ普遍的な要因の発見を試みています。
本書では、シンポジウム当日の採録だけにとどまらず、企画過程やシンポジウム開催後の研究成果を「研究論文」「研究ノート」として、あわせてとりまとめました。
(2009年12月21日 開催)
- 発行年月
- 2010年6月
- 判型・ページ数
- A4判 52頁
- 価格
- 本体価格 1,905円 + 税