観光の経済効果研究 ~観光の地域経済効果をより高めるには?

2014.06.27

研究の背景

 「観光立国の実現」は、21世紀の我が国経済社会の発展のために不可欠な国家的課題とされています。昨今では、とりわけ地域経済の活性化の手段としての「観光」に期待を寄せる向きが強くなっており、地方自治体の観光計画の中でも地域経済の活性化を計画目標のひとつの柱として掲げているものが目立ちます。 「観光」による地域経済活性化に期待を寄せる背景には、域内での安定的な収入と雇用を求める地域側のニーズがあります。人口減少に直面する地域が経済的な自立を保つため、域外から訪れる観光客からの収入を“てこ”にして域内の経済循環を高めることが、域内居住者の収入と雇用の維持・創出につながるのではないかと考えています。

研究の目的

 観光客の消費が地域に及ぼす経済波及効果に係る調査は、我が国全体および複数の地方自治体で既に行われており、その効果が域内の幅広い産業に波及することが数値で示されてきています。しかし、観光消費の経済波及効果をさらに高めていくための具体策を学術的に研究した事例は少ないのが現状です。 そこで、地方自治体等による地域経済の活性化を目指した観光政策づくりに資することを目的として、「観光の経済効果を高めるための観光政策に関する研究」を実施してします。

研究コラム ~観光の経済効果研究の今とその歴史

 当財団における観光の経済効果研究の歴史は古く、最初の研究は昭和40年代にさかのぼります。長年の実績を糧としつつ、今日的な時代の要請に応じた研究を進めていきます。

このサイトでは、以下2本のテーマについて、今後4~5本程度の連載コラムを順次掲載していく予定です。