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	<title>土産 | (公財)日本交通公社</title>
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	<description>公益財団法人日本交通公社は、観光を専門とする実践的学術研究機関です。旅行・観光に関する学術的、実践的な調査研究を通して、わが国の観光文化の振興に寄与し、豊かな社会の実現を目指します。</description>
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		<title>旅とお土産　[コラムvol.501]</title>
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		<dc:creator><![CDATA[webkakishima]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 27 Dec 2023 06:34:23 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>はじめに 旅の楽しみのひとつは、お土産を探すことではないでしょうか。家族、会社の同僚、友達、そして自分自身のために、これこそは！という逸品を探し求める時間は、この上なく楽しいひと時です。 今回のコラムでは、最近の私自身の･･･</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<h3>はじめに</h3>
<p>旅の楽しみのひとつは、お土産を探すことではないでしょうか。家族、会社の同僚、友達、そして自分自身のために、これこそは！という逸品を探し求める時間は、この上なく楽しいひと時です。<br /> 今回のコラムでは、最近の私自身の旅を振り返りながら、魅力的なお土産とは何かについて考えてみます。</p>
<h3>兵庫県・丹波篠山</h3>
<p>兵庫県の西部に位置する丹波篠山市の立杭（たちくい）地区は、日本六古窯のひとつ丹波焼（立杭焼）の生産地です。南北約4kmある丹波焼の郷には40を超える窯元が点在し、それぞれ個性的な焼きものを生み出しています。</p>
<p>約1年前、出張で丹波篠山を訪れた際に宿泊した一棟貸切の宿には、個性豊かな丹波焼の食器類が備え付けられていました。その翌日にランチを食べたイタリアンレストランでも、丹波焼の器が使われていました。ぽってりとした有機的なフォルムからは、大量生産品にはない手仕事のあたたかさが伝わり、食卓にもあたたかな表情を与えていました。以前はお土産にお菓子を選ぶことが多かったのですが、この丹波篠山での経験をきっかけに器のおもしろさに目覚め、最近は自分自身へのお土産として器を手に取ることが増えました。</p>
<p>丹波焼の郷のちょうど中間あたりには、全ての窯元の焼きものを一か所に集めて展示販売する施設があります。地元タクシーの運転手さんの話では、まずそこに立ち寄って自分好みの焼きものに目星をつけてから、実際に窯元を訪れるのがおすすめとのこと。たくさんの窯元の、たくさんの種類の中から絞り込むのも一苦労。さらに、同じ商品でも1点1点表情が異なるので、その中から自分に一番しっくりくるものを選び出すのにも一苦労。結局1時間以上かかって、白いしのぎのマグカップを購入しました。購入してから1年以上経ちますが、日々のコーヒータイムに欠かせない存在となっています。</p>
<p><div id="attachment_49207" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img fetchpriority="high" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-49207" class="size-full wp-image-49207" src="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image2.jpg" alt="丹波焼最古の登窯" width="800" height="600" srcset="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image2.jpg 800w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image2-533x400.jpg 533w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image2-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-49207" class="wp-caption-text">丹波焼最古の登窯</p></div> <br /><div id="attachment_49208" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-49208" class="size-full wp-image-49208" src="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image3.jpg" alt="愛用の丹波焼マグカップ" width="800" height="533" srcset="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image3.jpg 800w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image3-600x400.jpg 600w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image3-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-49208" class="wp-caption-text">愛用の丹波焼マグカップ</p></div></p>
<h3>長野県・松本</h3>
<p>長野県のほぼ中央に位置する松本市は、松本藩の城下町として栄えた古いまちです。城下町時代から和家具の生産が盛んだった松本ですが、戦争により生産は休止状態に。そこへ柳宗悦らにより提唱された民藝運動の影響を受け、松本民芸家具と呼ばれる家具作りが盛んになったそうです。現在の松本はクラフトのまちとしても知られ、焼きもの、木工製品、紙モノなど、様々なクラフト作家の店が点在しています。</p>
<p>松本を訪れたのは2023年9月初旬のこと。この時は紫檀（ローズウッド）製のスプーンを購入しました。店内には木のスプーンだけで何種類もあるなか、手に持った時に妙にしっくりくる1本に出会いました。値段をみるとなんと5,000円！一度頭を冷やそうとお店を出て他にも数件巡りましたが、やっぱり何とも言えずしっくりくる感じが忘れられません。清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した思い出の一品です。</p>
<div id="attachment_49209" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-49209" class="size-full wp-image-49209" src="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image4.jpg" alt="ほぼ毎日使っている木製のスプーン。亜麻仁油で定期的にお手入れ中" width="800" height="533" srcset="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image4.jpg 800w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image4-600x400.jpg 600w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image4-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-49209" class="wp-caption-text">ほぼ毎日使っている木製のスプーン。亜麻仁油で定期的にお手入れ中</p></div>
<h3>沖縄県・那覇</h3>
<p>つい最近は、沖縄県・那覇市でやちむん（注：「やちむん」とは沖縄の言葉で焼きもののこと）のお皿を購入しました。国際通りから商店街を抜けて少し歩いたところある壺屋やちむん通りには、個性豊かな陶芸工房や直売店、ギャラリーが軒を連ねています。最近では、ずっしりと力強さを感じさせる伝統的なものから、爽やかで軽やかなもの、ポップなもの、鮮やかな色合いのものまで、商品のバリエーションも格段に増えたように感じます。</p>
<p>ここでは少し冒険して、沖縄らしい紫色の個性的な器を購入しました。色あいのインパクトが大きいので、何を盛り付けても美味しく見えそうと思ったことが購入の決め手です。こちらは、使い始める時期を見計らっているところです。</p>
<div id="attachment_49205" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-49205" class="size-full wp-image-49205" src="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image5.jpg" alt="まるで紅芋のような色合いのやちむんのお皿" width="800" height="533" srcset="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image5.jpg 800w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image5-600x400.jpg 600w, https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/501_image5-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-49205" class="wp-caption-text">まるで紅芋のような色合いのやちむんのお皿</p></div>
<h3>おわりに</h3>
<p>大学３年生の時に受けた博物館資料論の授業では、「博物館や美術館のミュージアムショップは展示室の延長。優れたミュージアムグッズとは、所蔵資料の価値を伝える教育的効果の高いものである」と教わりました。これを旅に置き換えれば、「お土産は旅行の延長。優れたお土産とは、その土地の個性を効果的に伝えるものである」となるでしょう。</p>
<p>出張先や旅行先では、時に、包装紙を差し替えただけで中身は他の地域でも売られているものと同じお菓子、民芸品調でありながら「海外製」の表記が刻まれたもの等、残念に思うお土産を目にすることもあります。</p>
<p>地域に根付き、地域に育まれた商品の販売は、単に消費単価をあげるだけでなく、地域内の経済循環向上につながります。なにより、旅人が日常生活に戻った後も、日々の暮らしにそっと寄り添いうるおいを与えながら、地域の魅力や品格を伝え続けることができます。まさに、お土産は旅行の延長なのです。</p><p>The post <a href="https://www.jtb.or.jp/researchers/column/column-craft-kadowaki/">旅とお土産　[コラムvol.501]</a> first appeared on <a href="https://www.jtb.or.jp">(公財)日本交通公社</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>日本の果物を外国人観光客のお土産に　－食料品の免税に思うこと 　[コラムvol.233]</title>
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		<dc:creator><![CDATA[]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 05 Dec 2014 09:00:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[NEWS・新着情報]]></category>
		<category><![CDATA[観光経済]]></category>
		<category><![CDATA[インバウンド]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　今年10月1日より外国人旅行者向け消費税免税制度が改正されました。当財団でも、制度改正が与える影響について考察するレポートを公開しています（→こちら） 　今回のコラムでは、特に新たに免税対象品目となった食料品の可能性と･･･</p>
<p>The post <a href="https://www.jtb.or.jp/researchers/column/column-tax-free-nishikawa/">日本の果物を外国人観光客のお土産に　－食料品の免税に思うこと 　[コラムvol.233]</a> first appeared on <a href="https://www.jtb.or.jp">(公財)日本交通公社</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>　今年10月1日より外国人旅行者向け消費税免税制度が改正されました。当財団でも、制度改正が与える影響について考察するレポートを公開しています（→<a href="https://www.jtb.or.jp/research-2/theme/inbound/inbound-tax-free/">こちら</a>）</p>
<p>　今回のコラムでは、特に新たに免税対象品目となった食料品の可能性と課題について述べたいと思います。</p>
<h3>食料品が免税対象品目となった意義</h3>
<p>　今回の免税制度改正によって消耗品についても一定の条件を満たすことで免税の対象になりました。前述のレポートでも述べられている通り、今回の免税制度改正を通じて「地方の免税店増加が促進され、地方を訪問して各地が誇る名産品の数々を買う楽しみを外国人旅行者に知ってもらう」ことが期待されます。これまでは免税対象品が都市部のデパートや家電量販店などで販売されていた商品に限られていましたが、今回の改正によって食品類や飲料類が免税対象に加わりました。したがって、例えば地方の特産品である野菜や果物といったものについても、観光地の土産店などが免税店であれば、免税の対象になります。</p>
<p>　私はここ数年、訪日外国人の動向に関する調査に携わってきており、その関係で全国の空港で外国人観光客の買い物の様子を見てきました。とある地方空港で、イチゴや桃などのパックを箱単位で購入して持ち帰る外国人観光客の様子を幾度となく目にしてきました。地方には、都市部に出回っていない新鮮な果物などが数多くあり、日本人旅行者にとっても魅力の1つです。今回の免税制度改正が追い風となって、果物などが地方の魅力の1つとして海外からの観光客にも訴求されることが期待されます。</p>
<table class="cntTable noborder">
<tbody>
<tr>
<td style="text-align: center"><img decoding="async" class="alignnone" title="写真" alt="写真" src="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/SN041_L.jpg" /></td>
<td><img decoding="async" class="aligncenter" title="写真" alt="写真" src="https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/SN018_L.jpg" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>購入しても自国に持って帰れない？</h3>
<p>　一方、海外に果物などを持ち出す場合、持ち込み先の国や地域の法律に従う必要があります。異国の果物などを持ちこむことを制限して、自国の生態系が崩れることを防いだり病気や有害な害虫の自国での蔓延を防いだりするためです。農林水産省植物防疫所の資料をもとに、訪日外国人の多い国・地域に持ちだすことのできる・できない主な果物などを整理すると、次の表の通りになります（品目は、植物防疫所が発表している早見表（携帯品編）のうち、果物とコメ（精米）、緑茶（製茶）を抜粋しました。）</p>
<div id="attachment_9758" style="width: 771px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-9758" class="size-full wp-image-9758" alt="表　諸外国に植物等を輸出する場合の検疫条件（※1）" src="/wp-content/uploads/2014/12/tax-free-quarantine2.jpg" width="761" height="678" /><p id="caption-attachment-9758" class="wp-caption-text">表　諸外国に植物等を輸出する場合の検疫条件</br>※1　平成26年9月3日現在の情報に基づく。また、貨物や郵便物として輸出する場合の条件とは異なる。詳しくはhttp://www.maff.go.jp/pps/j/search/exp_index.htmlを確認されたい。</p></div>
<p>　国籍別にみると、香港やシンガポール、マレーシアでは上記の品目については全て「植物検疫証明書なしで輸出可能」となっています。一方、台湾や米国（本土）ではほとんどの果物に対して「相手国が輸出を原則として禁止」しているため、日本で購入しても自国に持ちこむことができません。タイやインドネシアでは多くの品目で「植物検疫証明書を添付すれば輸出可能」となっています。植物検疫証明書は、植物防疫所あるいは「NACCS植物検疫関連業務（APS）」を通じて申請することが可能です。</p>
<p>　中国やベトナム、オーストラリアについては、各国の検疫条件が未設定のため、自国への持ち出しが可能か不可能か、分からない状況です （※2）。</p>
<p>　品目別に輸出許可可否の状況を見ると、コメ（精米）や緑茶（製茶）については多くの国籍・地域で「植物検疫証明書なしで輸出可能」となっています。果物については、桃で「相手国が輸出を原則として禁止」している国や地域が多く、キウイフルーツでは少ないという特徴があります。</p>
<h3>より楽しいショッピングを楽しんでいただくために</h3>
<p>　せっかく日本を旅行で訪れて、免税制度を活用して果物などのショッピングを楽しんだのに、購入したものを自国に持ち込むことができない、しかし消費税免税を受けているため、日本滞在中に消費するわけにもいかないとなると、観光客はきっと大きく失望したり、あるいは「持ち込めないのに、なぜ売ったのか」と怒りを覚えることすら考えられます。</p>
<p>　原則的には、購入者の責任となるのでしょうが、免税品の販売事業者には購入者の国籍等を確認する義務があるため、その際に各国で定められている果物などの持ち出し制限の情報を提供することも必要かもしれません。あるいは、出国時に空港の植物防疫所を立ち寄るよう案内するなどの工夫ができれば、外国人観光客も安心して果物などのショッピングを楽しめることでしょう。こういった細かい部分にも目配りの利いた日本らしい一歩進んだ「おもてなし」を提供したいものです。</p>
<p>　訪日外国人観光客数の増加は、国際的な交流の増加を意味します。それは国際理解の促進などをもたらす一方で、リスクも与えることになります。果物という土産品１つにしても、植物の病害虫は時として大きな被害を及ぼします。旅行者だけでなく、観光に携わるもの全てが、その危機意識を共有しつつ、国境を越えて病害虫が侵入・まん延するのを防ぐためにできる手立てをすることが真の意味での「持続的な国際交流」に繋がるのではないでしょうか。</p>
<p>　――――――――――――――</p>
<p>　※2　輸出相手国の輸入許可に関する照会・手続については、現地輸入者等の関係者を通じて輸入国の農業担当当局または植物検疫当局に確認するか、あるいは対象国の在日大使館に問い合わせること。</p>
<p>　〔補足〕植物検疫所へのヒアリングによると、果物などを国外へ持ち出す本人以外が代理（例えば販売業者など）で植物検疫証明書の申請をすることは可能です。しかし、持ち出す国籍が未定の場合には証明書の発効ができないこと、および証明書の期限が2週間程度であることから、販売事業者等で予め植物検疫証明書を取得した果物類を販売するのは困難であり、原則として外国人旅行者が出国時に空港の植物検疫所に立ち寄る必要があります。</p><p>The post <a href="https://www.jtb.or.jp/researchers/column/column-tax-free-nishikawa/">日本の果物を外国人観光客のお土産に　－食料品の免税に思うこと 　[コラムvol.233]</a> first appeared on <a href="https://www.jtb.or.jp">(公財)日本交通公社</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>外国人旅行者から学ぶ日本の魅力　[コラムvol.194]</title>
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		<dc:creator><![CDATA[jtb]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Jul 2013 15:54:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[NEWS・新着情報]]></category>
		<category><![CDATA[インバウンド]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　先日台北出張の際に利用した成田空港は多くの外国人で混雑していました。まだ梅雨が明けていない時期にも関わらずこれだけの賑わいを見せていたのはやはり円安の影響でしょうか。円安の恩恵を受けてか旅行者の財布の紐も緩んでいるよう･･･</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="mB30">
　先日台北出張の際に利用した成田空港は多くの外国人で混雑していました。まだ梅雨が明けていない時期にも関わらずこれだけの賑わいを見せていたのはやはり円安の影響でしょうか。円安の恩恵を受けてか旅行者の財布の紐も緩んでいるようで、両手に大きな買い物袋を提げている姿が目立ちます。震災後しばらく目にすることのなかった炊飯器の箱も久しぶりに見かけることとなりました。
</p>
<h3>■空港の免税店では菓子売り場が大混雑</h3>
<p>
　空港の売店では菓子の箱をたくさん抱えたアジア系の旅行者が長蛇の列を作っているのが目立っていました。売り場は多くの外国人であふれかえっており、みな５箱、１０箱と手に取ってレジ待ちの列に向かって行きます。商品の補充が追い付かないほどの売れ行きで、品切れの商品も目につきました。<br />
　レジ待ちの人々に目を向けると、菓子を抱えているのはみなアジア系。特に目立ったのはタイ人旅行者で、大量の菓子箱を持っています。一方、欧米人の姿は日本酒のコーナーではちらほら目にするものの、菓子類を手にする姿はあまり見かけません。<br />
　こうした傾向はデータからも確認することができます。観光庁が実施している訪日外国人消費動向調査の商品購入率ランキングを見ると、アジア諸国の１位はすべて「菓子類」（平成24暦年）。一方で、アジア以外の国の１位はすべて「その他食料品・飲料・酒・たばこ」、つまり旅行中の飲食費で、菓子類は２位以下となっています。アジア圏の旅行者の菓子を好む傾向がデータからも読み取れます。
</p>
<h3>■アジアに共通する土産の習慣</h3>
<p>
　どうやら購買傾向の違いは各国の土産文化や習慣の違いに由来するようです。周りにいる外国人にどんな土産を誰に配るのかインタビューしたところ、アジアの人は親族だけか友人や同僚まで含めるかの違いはあるものの、旅行土産を配る習慣があるとのこと。土産の種類の中でも菓子類は一般的だそうです。<br />
　一方、欧米系の人に話を聞くと、旅行中に買う土産は自分のためのものが多く、親族や会社に土産を持って配ることはないという答えが返ってきました。私も以前いた米国の職場はみな出張の機会が多くありましたが、旅行土産をもらうということはなかったと記憶しています。<br />
　日本はというと言うまでもなく、周囲の人へ旅行土産を配る習慣は年齢や場所を問わず定着しています。神崎宣武著『おみやげ　贈答と旅の日本文化』によると、旅みやげが発達した背景にはイエやムラへの帰属意識の強さが関係していたそうです。欧米ではこうした帰属意識がどうなっているのかまでは調べきれませんでしたが、中国や韓国では親族との関係が密だということはよく耳にします。アジアならではの帰属意識の強さが土産を配る習慣に影響しているのかもしれません。
</p>
<h3>■日本特有の土産文化</h3>
<p>
　それにしても目を引くのは売り場に並ぶ菓子製品のラインナップ。ここはどこかと思うほど全国各地を代表する菓子が並んでいます。都道府県単位、さらには市町村単位で名物があると言っても過言ではありません。ここまで地方銘菓が発達した国は日本だけではないでしょうか。<br />
　なぜここまで各地の菓子が発達したのか、それは「土産」という言葉の起源をたどると見えてくるようです。『おみやげ　贈答と旅の日本文化』には、「ミヤゲの語源については、いくとおりかの説がある。そのひとつが「宮笥（みやけ）」説。（中略）神社から授かるしるし、と解釈することもできよう」とあり、また「必要なのは、行った先を確実に表すしるしである。つまり、見送ってくれた人たちの誰もが認める地名や寺社名が大事なのである。（中略）饅頭そのものに地名や寺社、温泉などを表す焼印が押してある例も少なくない。それは、世界でも稀なる表示例、といわなくてはならないのである。」と書かれています。旅行に行ったことを報告するために各地ならではの土産が求められるようになり、時を同じくして砂糖の普及によって饅頭等の菓子が庶民にまで浸透した結果、旅土産として菓子を配る文化が生まれたようです。<br />
　欧米で売られている日本のガイドブックの買い物に関する項で紹介されているのは伝統工芸品や着物、電化製品等で、菓子は登場しません。ガイドブック自体も買い物に関しての記述は少なく、日本の文化や見どころに多くのページが割かれていて、欧米の旅行者の関心は日本の文化に集まっていることがわかります。ですから、日本の菓子土産はショッピングの対象としてよりも、日本独特の文化として紹介する方が欧米の旅行者の関心を惹くのかもしれません。
</p>
<h3>■外国人旅行者が気づかせてくれる</h3>
<p>
　菓子土産に外国人が殺到している様子に興味を持ち、外国人に話を聞いたり習慣や由来を調べたりすることで初めて日本の土産文化が独特ということに気付く機会を得た今回でしたが、こうした機会がなければおそらく当たり前のこととして見過ごしていたでしょう。<br />
　こうした私たちが気づいていない魅力は、自分の身の回りにまだまだたくさん眠っているに違いありません。そしてそんな当たり前のものが外国人旅行者にとっては大きな魅力なのです。これからも外国人旅行者を街や空港で見かけたら、どんなものに興味を示すのか、何を買うのか観察を続けてみようと思っています。</p><p>The post <a href="https://www.jtb.or.jp/researchers/column/column-traveler-shopping-aizawa/">外国人旅行者から学ぶ日本の魅力　[コラムvol.194]</a> first appeared on <a href="https://www.jtb.or.jp">(公財)日本交通公社</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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