各自の裁量に任される仕事のスタイル
研究員の仕事は、クライアントへ提供する資料や報告書を作成したり、原稿を執筆したり、大学で講義を行ったり、論文や文献を読んだり、出張先に出かけてクライアントと打ち合わせをしたりと多岐にわたります。
当財団では概ね入社4年目までの研究員はフレックス勤務、その後は裁量労働制勤務とし、業務効率の向上、並びに個人生活と業務の調和を図っています。多様な働き方を可能にし、多様な環境で業務を行えるよう、各研究員に対しノートパソコンを貸与しています。
かけた時間ではなく、成果で評価される仕組みは厳しい面もありますが、研究員は仕事の効率性と成果のバランスを意識しながら、自分に合った仕事のスタイルを確立しています。
業務の割合は研究員や年度によっても異なりますが、基本的には受託事業(クライアントから委託されておこなう業務)、自主研究(自主財源を活用しておこなう研究)、自主事業(書籍の出版や講座、シンポジウムの開催など)で構成されます。当財団は2016年に文部科学省から科学研究費補助金取扱規程に規定する学術研究機関の指定を受けたこともあり、査読論文の執筆や、国内のみならず国際学会での発表、科研費の申請に向けた取り組みにも力を入れているところです。