沿革

旅の図書館の沿革

テーマのある旅を応援する図書館

 「旅の図書館」は「テーマのある旅を応援する図書館」として、1978年、八重洲第一鉄鋼ビル1階に開設されました(開館当時の名称は「観光文化資料館」。1999年に現在の名称に改称)。

 当時は、豪華写真集を中心とした4000冊の蔵書を公開しておりました。その後、旅行の下調べに必要な図書をというご要望にお応えし、日本各地、世界各国の旅行ガイドブック、地図、時刻表、旅行関連雑誌、紀行文など、旅行・観光に関する資料・情報の収集に力を入れ、旅行に役立つ資料を充実させた結果、蔵書数は3万5千冊(雑誌除く)となりました。
こうして、蔵書数、利用者数は増加し、多い年には年間3万7千人の皆様にご利用いただくようになりました。2002年には専門図書館協議会へ加盟し、図書館に求められる専門性などについて模索しながら、「旅の図書館講座」など、図書館を会場とするセミナーや講座の開催、蔵書の中からテーマを決めての特別展示なども始めました。

図書館を会場とするセミナーや講座の開催

 近年は、特に観光研究の専門書や学術書の収集などに力を入れ、貴重な資料のデジタル化や古書・貴重本の閲覧開始、学術ジャーナルの購読・公開などにも取り組んでいます。さらに2014年からは、旬なテーマに詳しいゲストスピーカーをお招きし、気軽に研究交流を行う「たびとしょcafe」も定期的に開催しています。 2016年には研究部門とともに南青山に移転し、蔵書数を拡張し、「観光の研究と実務に役立つ図書館」としてリニューアルオープンいたしました。

年表

1975年財団資料室内に「観光文化情報センター」を発足
1976年「観光文化情報センター」を一般公開
1978年「観光文化資料室」開設(東京駅八重洲北口、第一鉄鋼ビル1F)
1979年来館者数が1万人を突破
1980年開設2周年記念「第1回文化講演会」講師:井上靖氏「シルクロードの旅から」
1982年開設3周年記念「第2回文化講演会」講師:松本清張氏「古代史の旅」
1984年来館者数が10万人を突破
1996年第一鉄鋼ビル1Fから第二鉄鋼ビル地下1Fへ移転
1997年来館者数が50万人を突破
1999年名称を「旅の図書館」に改称
2000年蔵書を広く公開することを目的に増床
2001年ホームページリニューアルに合わせてインターネット蔵書検索システムを導入
2003年観光文化セミナーを開催(2011年まで全13回)
2006年旅の図書館講座を開講(2011年まで全10回)
2008年開設30周年記念公演会(講師:旅行作家・山口由美氏「だから世界の旅は面白い」、ドイツ文学者・エッセイスト池内紀氏「旅する心」)
会場:ホテルサンルートプラザ新宿
2010年来館者数が80万人を突破、館内での特別展示を開始
2012年第二鉄鋼ビル地下1Fから八重洲ダイビル地下1Fへ移転
2015年移転準備に伴い一時閉館
2016年南青山に移転し、リニューアルオープン
2017年国連世界観光機関(UNWTO)の寄託図書館に認定

旅の図書館40年の歩み

 旅の図書館は、2018(平成30)年10月、開設から40年の節目を迎えました。
1978(昭和53)年の開設からの20年は「観光文化資料館」として、その後の20年は「旅の図書館」へと名称を変え、今日まで歩んでまいりました。 この間、時代は昭和から平成へと移り、当館を取り巻く社会環境も大きく変わる中で、3度の移転も経験しました。 ここでは、周年史に代えて、当館の40年の歩みを時代とともに振り返り紹介します。

旅の図書館40年の歩み(PDF)