おすすめ図書

旅の図書館おすすめ図書

最近刊行された図書の中から厳選したおすすめ図書をご紹介いたします。
ご来館の際はぜひご一読ください。

ジオパークからはじめる地域づくり・人づくり

(美しい伊豆創造センター 監修 佐藤 真久 辻 修次 山本 隆太 編著 静岡新聞社 2024年8月 199頁)

ジオパークの役割は大きく二点、一点目は多様な事業や仕組みを構築する「持続可能な開発の砦」として、二点目は観光客の集客を期す「地域創生の切り札」としての要素である。本書ではあらゆる面での可能性を考察。

 

旅行事業論

(矢嶋 敏朗 著 REGION 2024年5月 133頁)

旅行業従事31年の実務家教員が旅行業の将来を考え執筆した業界研究書。模擬演習のチェック項目を設ける等著者の経験を下に工夫された旅行ビジネス論。

 

観光消滅 ~観光立国の実像と虚像~

(佐滝 剛弘 著 中央公論新社 2024年9月 237頁)

「日本は観光立国である」、他方でインバウンドの活況とアウトバウンドの立ち遅れが指摘されて久しい。オーバーツーリズムの弊害等で、観光の持続可能性は担保できるのか。豊富な事例をもとに観光の将来性を分析。

 

DMOと観光行政のための マーケティングとマネジメント

(高橋 一夫 著 学芸出版社 2024年12月 272頁)

観光客の「訪れて良し」と住民の「住んで良し」の両立、そして地域が「稼いで良し」となるには?基盤整備等のマネジメントと、地域を訴求し誘客するDMOのマーケティング事例を、著者自身の知見と経験を基に説く。

 

地方創生 ~失われた十年とこれから~

(秋田魁新報「地方創生」取材班 著 秋田魁新報社 2024年9月 300頁)

地域ならではのメディアの視点から政策としての「地方創生とは何だったのか」を検証・考察する。地域こそが主体となり「変化と希望」を生み出すことで、地域を創生していく可能性と必要性を説く。

 

ストックシェアリング~蓄積された地域価値の再編による新しいコミュニティづくり~

(井澤 知旦 名古屋学院大学社会連携センター編集委員会 編 風媒社 2024年9月 261頁)

地域の課題解決と新価値の創出を目的とする「ストック・シェアリングを通じた地域価値編集による新世代型コミュニティの実現に向けた多層的な研究」により地域の価値を編集できる大学のブランディングを目指す。

 

米国流展示会ビジネスの実践法

(管埜 寛之 著 インプレスNextPublishing 2024年7月 106頁)

米国トレードショーマーケットでの実践的な実務と交流経験を基に、企画・営業・広報・運営を一貫して、かつ極めてわかりやすく解説する。日進月歩のビジネス環境の中、展示会ビジネスを学ぼうとする人への教科書となる一冊。

 

新しい観光学 ~観光とリゾート、そしてオルタナティブ・ツーリズム~

(十代田 朗 著 左右社 2024年11月 290頁 )

日本における「観光」とは何か。歴史を遡り、観光の成立と展開を観光、リゾート、オルタナティブ・ツーリズムに分け、現在に至る変遷をわかりやすく論じる。観光は「まちづくり」の目的であり、終着点ではないかとも提起する。

 

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