「第19回図書館総合展」に参加しました

　2017年11月7日（火）～9日（木）の3日間、パシフィコ横浜を会場として「第19回図書館総合展」が開催されました。同展は、毎年この時期に横浜で開催される図書館業界最大のイベントで、今年も全国の図書館関係者、図書館関連メーカー、出版社などが集い、展示会及び多彩なプログラムからなるフォーラムが開催されました。

　「旅の図書館」では、ポスターセッションに初めて参加しました。今年は全国の大学図書館や専門図書館など約80館が参加し、それぞれ工夫を凝らした展示に多くの人が足を運び、興味深く見学していました。当館では、3日間、スタッフ全員が交代でブースの案内をし、展示の説明やパンフレット、ニュースレター『たびとしょ』の配布などを行い、多くの方に当館を知っていただくことができました。

　当館も会員の専門図書館協議会では、一般の方になじみの薄い専門図書館をより多くの方に知っていただくための企画を実施しています。「専門図書館紹介コーナー」では、資料を広く公開している専門図書館をパネル展示し、当館も紹介いただきました。またフォーラムのプログラムの一つ「小さき図書館の挑戦～多彩な試みから生まれる専門図書館の魅力に触れよう！」では、「銀鱗文庫」（築地魚市場銀鱗会）、「みどりの図書館」（公益財団法人東京都公園協会）、「大宅荘一文庫」（公益財団法人大宅荘一文庫）の3館が紹介され、個性あふれる専門図書館ならではの魅力に触れることができました。

　本総合展は、図書館業界の様々な団体が情報発信を行う場であると同時に、取り組むべき課題や方向性を共有し連携していくうえでも貴重な機会を与えてくれます。次年度もぜひ積極的に参加し、あらたなチャレンジをしてみたいと思います。ご興味のある方は、ぜひ来年の総合展に足を運んでみてください。

図書館関係者でにぎわう展示会場

ブースでの当館の案内（ポスターセッション）

当館も紹介された専門図書館紹介コーナー