2023年1月のおすすめ図書

2023.01.15

旅の図書館おすすめ図書

最近刊行された図書の中から当館のおすすめをご紹介します。
ご来館の際はぜひご一読ください。

エアライン・マネジメント -戦略と実践-

(日本航空株式会社 著 インプレス 2022年9月 318頁)

航空業界の歴史や構造などの基本から、レベニューマネジメント、航空会社による地域活性化やCO2削減への取り組み、さらには次世代モビリティなど、コロナ禍を乗り越え未来に向かう航空業界の最新の取り組みを体系的に学ぶ。

 

循環型地場産業の創造 持続可能な地域・産業づくりに向けて

(熊坂敏彦 著 社会評論社 2022年9月 220頁)

地場産業の「革新的DNA」はいかに発現し持続可能な地域・産業づくりに貢献しているか? 地場産業による観光と「まちづくり」との関係など、持続可能な地域・産業づくりを目指す「統合型地域産業政策」の枠組み・構想を提示。

 

観光経済学 理論とデータで学ぶ

(山内弘隆・山本史門・山崎茂雄・川口明子 編 有斐閣 2022年11月 334頁)

「観光」という行動をデータから経済学的に捉える1冊。観光のあり方が問われる今こそ必要になる理論を,豊富な事例と第一線の専門家の解説でわかりやすく体系化。観光のニュースタンダード。経済学のサブテキストとしても最適。

 

杉原千畝とスターリン

(石郷岡建 著 五月書房新社 2022年9月 414頁)

「スターリン率いるソビエト共産党は、日本へ向かうユダヤ人への通過ビザを発給したのか?」との疑問から出発。300点を超す膨大な写真と図解、公文書の数々が語りかける、ユダヤ問題の史実。

 

観光産業のグレート・リセット 成長をどうデザインするか

(野田健太郎・熊田順一 編著 中央経済社 2022年11月 205頁)

観光産業は新型コロナ感染症の影響を最も受けた業界のひとつ。単なる回復にとどまらず、そのレベルを超えた回復(ビルド・バック・ベター)が必要となる。SDGsを通じてより高いレベルの回復を目指す処方箋を提案する。

 

スキー場は夏に儲けろ! 誰も気づいていない「逆転ヒット」の法則

(和田寛 著 東洋経済新報社 2022年11月 270頁)

衰退著しかった白馬を「夏のリゾート地」に変えた「逆転の発想」。誰も気づいていない「儲けの種」を見つけ、磨く全手法を初公開! 「官僚→コンサル→スキー場経営者」異色の男が明かす「逆転ヒット」の法則。

 

ANA苦闘の1000日

(高尾泰朗 著 日経BP 2022年9月 319頁)

2020年春。空港では見たことのない景色が広がっていた。ANA HDはどのように難局を切り抜けたのか。あの時、経営者や社員達は何を思い、何をしたのか。そして今、課題は何か。"苦闘の1000日"の全記録。

 

心身と地域を元気にするウェルネスツーリズム

(関口陽一 著 金融財政事情研究会 2022年12月 222頁)

ウェルネスツーリズムへの官民の参画が始まっている。癒し効果が人も社会も経済も豊かにする、スマートでエコな業際的システム。その全体像を解き明かす国内初の書、国内外の保養地の成功事例、国の関連施策も紹介。