えっ!海外旅行がカッコ悪い!? ~今時の"ガールズ"意識とは(第15回海外旅行動向シンポジウム)  2010年度

2010.06.10

  えっ!海外旅行がカッコ悪い!?  ~今時の"ガールズ"意識とは

ご案内
 「車」「家電」と「海外旅行」が若者の嫌いな3K!? 若年層の旅行離れ現象の要因と突破口がなかなか見つかりません。

 『「嫌消費」世代の研究』(東洋経済新報社、2009)でマーケティング界に強いインパクトを与えた松田久一氏によると、若い世代には、旅行に限らず消費意欲そのものが低い傾向があるというのです。しかもその背景にあるのが、よく言われる低収入や雇用不安では必ずしもなく、別の深い理由だと。
 まずは、彼らの育ってきた社会・時代認識から消費性向を捉え直す必要がありそうです。

 一方、先頃沖縄でものべ約4900人を動員し、初となる地方都市開催「東京ガールズコレクション in 沖縄」を大成功したばかりのファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」。若年層を大きく動かす仕掛けに注目が集まっています。秘訣は徹底した販促戦略とそれを裏打ちする消費者目線のマーケティング。
 あらためて若い女性たち(F1層)は、「今」「何を」「なぜ」買い、買わないのでしょうか。
 本シンポジウムを機に、彼女たちが旅行についてどう感じているのか、TGCのチーフプロデューサー永谷亜矢子氏とともに最新の意識調査を試み、具体的な企画のヒントを探ります。

 第1部では恒例の海外旅行市場動向の最新のデータと分析を発表します。皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム

13:00 開場
13:30 開会・主催者ご挨拶
13:35 第1部 「トレンドの転換点となるか、2010年!?」
-最新データから次なる成長ステージを予測する-


 2009年の海外旅行市場は、世界的な景気後退と新型インフルエンザという最悪の状況であったにもかかわらず、観光性マーケットの一部で需要の好転がおこりました。急激な円高と燃油サーチャージの事実上の消失などがトリガーとして働いたことはもちろんですが、それに加え、2009年は、ここしばらく海外から足が遠のいていた"休眠状態の旅行者層"に動きが出たことが特徴です。この10年間というもの、海外旅行の市場は経験値の高い一部の旅行者層への依存度を高め、その結果、徐々に成長力を失ってきたと考えられます。ところが2009年に起きたことは、この流れを大きく変えるものとなる可能性がありるのです。果たしてこの新たな流れは次なる成長ステージにつながるものとなるのでしょうか。最新の市場調査データをもとに大胆に予測します。

プレゼンター:黒須 宏志 (財団法人日本交通公社 主任研究員) 


14:45 休憩
15:05 第2部 「世代論から見えてきた"バブル後世代"の特徴」

 日本人の消費行動を7つの世代論から分析する松田氏は、学童期にバブル崩壊を経験した20代後半を「バブル後世代」と名付け、その特徴を"嫌消費"と呼んでいます。嫌消費とは、収入に見合った支出をしないこと。景気が回復しても支出を増やさない、今までのアプローチでは難しい消費者の出現です。しかも彼らは旅行への関心が低く、「車」、「家電」、「海外旅行」の"3K"嫌いというのです。
 しかし一方、特定の商品カテゴリーには強い関心を示し実際購入していることから、これらと一体化したフュージョン消費など、考え方とやり方次第で解決策はあるはずです。
 独自の世代研究から見えてきた、若年層マーケットを攻略するヒントをいただきます。

◎講師:松田 久一 氏 (株式会社ジェイ・エム・アール生活総合研究所 代表取締役)
1980年日本マーケティング研究所入社。情報家電産業及び食品、日用品業界でのリサーチ、マーケティング及び戦略経営の実務を経験。現在では実務のかたわら、政府や自治体などの経済関係の専門委員も務めている。主な著書に『「嫌消費」世代の研究』『消費社会の戦略的マーケティング』『図解 決戦! 業界関ヶ原』他。論文多数。日本マーケティング研究所代表取締役兼務。



16:05 休憩
16:15 第3部 「ガールズマーケットの刺激策、教えます」

 最新ファッションの人気モデルと話題のタレントやアーティストが集結する史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション(TGC)」には、毎回全国からのべ2万人以上が集まっています。2005年夏に開催後年2回、今年の春で10回目を迎えました。
 ショーの服をその場で携帯電話を使ってネット購入できるなど、単なるファッションショーを超えた強烈なコンテンツ=TGCに着目し、協賛する企業も続々増えています。
 成功の秘訣の一つは「本当にこれを買っていいのか、失敗しないか」と不安な今の若い世代に向けた、消費者目線に徹した企画力と販売促進力。
 景気低迷にも動じることなくTGCに集まる女の子たちの実態と心理、また当財団との共同「ガールズマーケット旅行意識調査」(仮称)結果から、若年女性の旅行マーケットを掘り起こす具体的なヒントを探ります。

◎講師:永谷 亜矢子 氏 (株式会社F1メディア 代表取締役社長 兼 東京ガールズコレクション実行委員会チーフプロデューサー)
1995年(株)リクルート入社。住宅、海外旅行、結婚情報誌の編集を担当。ITベンチャー企業を経て、05年に(株)ブランディング(旧ゼイヴェル)入社。東京ガールズコレクションの立ち上げにあたりプロデューサーに就任。06年より(株)F1メディア取締役、09年同社代表取締役社長就任。
17:25 閉会

※登壇者・タイムスケジュールはやむを得ず変更となる場合がございます。

開催日 2010年7月23日(金) 13:30~17:25
募集人数 200名
参加費 一 般  15,000円 賛助会員 13,500円(いずれも消費税込み)

※ お申し込みの方には当財団発行の海外旅行動向解説レポート最新版『マーケット・インサイト2010』を差し上げます。
※ 『マーケット・インサイト2010』は日本語版か英語版のどちらか(または両方)を選択いただけます。詳しくは下記サイトの申込欄をご覧ください。
会場 東京・大手町/経団連会館 2階 国際会議場 [地図]
東京都千代田区大手町1-3-2
TEL:03-6741-0222(代表)
(JR東京駅下車徒歩7分、メトロ大手町駅下C2b直結)
主催 財団法人日本交通公社
協賛 ジェイアイ傷害火災保険株式会社
お問合せ 財団法人日本交通公社 観光文化事業部 岡田・久保田

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