セミナー・シンポジウム

平成29年度「観光地経営講座」

2017年7月6日(木)・7日(金)
平成29年度「観光地経営講座」

7月6日~7日に、「地域における連携のあり方を考える~『パートナーシップ』の構築に向けて~」をテーマに、観光地経営講座を開催しました。

本講座では「パートナーシップ」を、「観光地経営を担う個々の主体が自立して自らの役割を担いつつ相互に連携する関係」と意味づけ、その重要性やパートナーシップの築き方などについて、4つの事例※をご紹介いただく中から示唆を得、各講師を交えて議論を行いました。

その結果、欧米におけるパートナーシップが、自立性の高い事業者、DMOとの連携によって構築されているのに対し、我が国では、DMOや観光関連主体の多くが、現在、自立に向けて形成途上であるという実状が見えてきました。これを受けて、今後は、各種事業を展開する中で、各主体の自立性を高めていき、将来的に、欧米に見られるような自立的な連携関係、パートナーシップを築くことで持続性を高めていく、という方向性がみえてきました。

今回は、定員を上回る40名弱の方々に受講いただきました。当財団の新オフィスでの初めての開催となりましたが、休憩時間や初日夕方の情報交換会では、ゆったりとしたライブラリー会議室にて、全国各地からの受講者に講師の方々も加わって、交流を深めていただけたようでした。

各講義と総括パネルディスカッションの内容につきましては、後日、講義録としてとりまとめ、本ホームページにて公開いたします。

※(一社)信州いいやま観光局、鳥羽市、(一社)そらの郷、WAKUWAKUやまのうち、の4つの事例をご紹介。

(2017/7/18 岩崎比奈子)

平成29年度「観光地経営講座」の概要

テーマ 地域における連携のあり方を考える
~「パートナーシップ」の構築に向けて
開催日時 2017年7月6日(木)10:30~ 7日(金)16:45
会場 公益財団法人日本交通公社 ライブラリー会議室
東京都港区南青山二丁目7番29号 日本交通公社ビル
青山一丁目駅 1番出口もしくは5番出口から徒歩3分
主な対象者 観光による地域振興に携わる地方自治体のご担当者
観光関連事業・商工会議所などのご関係者
主催 公益財団法人日本交通公社
お問い合わせ 公益財団法人日本交通公社 観光政策研究部 高橋・岩崎
〒107-0062 東京都港区南青山二丁目7番29号 日本交通公社ビル
 TEL:03-5770-8430、FAX:03-5770-8359
E-mail:jtbfseminar@jtb.or.jp

スケジュール

■7月6日(木)

10:30 開講 (開場 10:00)

<第1部> 観光地経営とパートナーシップのあり方
◆講義1.観光地経営の要諦となる8つの視点
     講師:梅川智也((公財)日本交通公社 理事・観光政策研究部長)
◆講義2.観光地における「パートナーシップ構築」の重要性
     講師:山田 雄一((公財)日本交通公社 主席研究員)
<第2部> 様々な連携の事例とパートナーシップ
◆講義3.事例1.「広域、行政主導で進める」連携のあり方~長野県飯山市

     講師:大西 宏志 氏 (一般社団法人信州いいやま観光局)
     コメンテーター:守屋 邦彦 ((公財)日本交通公社 主任研究員)

■7月7日(金)

◆講義4.事例2.「漁業×観光、官民で進める」連携のあり方~三重県鳥羽市
     講師:高浪 七重 氏 (鳥羽市観光課 課長補佐)
     コメンテーター:菅野 正洋 ((公財)日本交通公社 主任研究員)
◆講義5.事例3.「小規模コミュニティ内の住民も交えた」連携のあり方~徳島県三好市
     講師:出尾 宏二 氏 (一般社団法人そらの郷 事務局次長)
     コメンテーター:岩崎 比奈子 ((公財)日本交通公社 主任研究員)
◆講義6.事例4.「まち・ひと・情報を網羅する、金融を交えた」連携のあり方~長野県山ノ内町
     講師:中尾 大介 氏 (WAKUWAKUやまのうち 監査役(八十二銀行 融資部 審査役 地域活性化担当))
     コメンテーター:牧野 博明 ((公財)日本交通公社 主任研究員)

<第3部> より強固なパートナーシップの構築に向けて
◆総括ディスカッション:地域における連携のあり方を考える~「パートナーシップ」の構築に向けて
     パネリスト(予定):大西宏志氏、高浪七重氏、出尾宏二氏、中尾大介氏
     コメンテーター:山田雄一
     ファシリテーター:岩崎比奈子

16:45 閉講
※講師、講義内容、登壇日(順序)は、やむを得ず変更となる場合がございます。