セミナー・シンポジウム

第7回 海外旅行動向シンポジウム

2002年7月29日(月)

財団法人 日本交通公社では、「日本人の海外旅行の実態と志向」に関する調査・分析結果をまとめた『JTB REPORT』を基に、海外旅行の今後の動向と現状の問題解決に向けての情報提供・情報交換の場として、毎年シンポジウムを開催しております。

我々の近年の分析から、1997年を境に海外旅行市場では旅行に出かける時間的・金銭的余裕を有する50歳以上の熟高年層を中心としたストック消費者層の割合が急速に伸びており、市場構造に大きな変化が起きていることを明らかとなってきました。さらに、この構造変化の影響は市場全体に波及し、旅行内容の変化、旅行に対する意識の変化をも生み出しています。

前半は堅調に推移した2001年の海外旅行者数ですが、9月11日の同時多発テロ事件以降は大きく落ち込みました。その過程においても、このストック層が特徴的な動きをみせています。

今年で7回目となる本シンポジウムでは、海外旅行市場に多大な影響を及ぼしているストック層について、生活観、家族観、ライフスタイルの変化、等の視点から多様な価値観を分析し、旅の楽しみ方や旅行に対する意識の本質を解き明かす予定にしております。

多数の方々のご参加をお待ちいたしております。

第7回 海外旅行動向シンポジウムの概要

テーマ 見えてきた!? ストック消費者の実像
開催日時 2002年7月29日(月)13:30~17:30
会場 東京・大手町/経団連会館 11階 国際会議場
東京都千代田区大手町1-9-4
TEL:03-3279-1411(代表)
(JR東京駅下車徒歩7分、地下鉄大手町駅下車1分)
アクセス
主催 公益財団法人日本交通公社
後援 ジェイアイ傷害火災保険株式会社
株式会社JTBワールド
協力 株式会社ツーリズム・マーケティング研究所
お問い合わせ 公益財団法人日本交通公社 観光文化振興基金事務局 (古川・渡邉・巻山)
TEL:03-5770-8360(10:00~17:00)
E-mail:jtbfseminar@jtb.or.jp

スケジュール

13:30~13:40 主催者挨拶
13:40~14:20 基調報告
「2001年の日本人海外旅行の実態と志向~『JTB REPORT 2002』」
◇ 「9.11テロの影響とその後」 ◇

2001年の海外旅行者数は1,622万人と、同時多発テロ事件の影響により、2000年に比べて約160万人、9.0%の大幅な減少となりました。
基調報告では、JTB REPORT の調査・分析データをもとに、テロ事件が海外旅行市場に与えた影響など、2001年の日本人の海外旅行動向について、調査・分析を担当した(株)ツーリズム・マーケティング研究所の磯貝が詳しくご説明いたします。

磯貝 政弘 (株)ツーリズム・マーケティング研究所 主任研究員

14:20~15:00 財団研究報告
「『21の旅行ストーリー』からストック層の旅行動機を解明する」

海外旅行市場の構造変化を生み出した牽引役がストック層であるという点に着目し、当財団では昨年、その中でも50代、60代、70代の男女を対象に、本質的な旅行動機に関する分析を行いました。その結果、これまで熟高年層などとして一様に捉えられることの多かったこれらの層が、決して一口では語れない多様な価値観を有していることが判明いたしました。このことは、旅行のみならず、多方面における今後のマーケット戦略においても参考になるものと確信しています。
ここでは、共同研究者であります(株)ガウス生活心理研究所の大島氏をお招きし、その研究結果についてご報告します。

大島 啓子 氏
(株)ガウス生活心理研究所 所長補佐、チーフ・プランナー
http://www.gauss-net.co.jp/

小林 英俊 (財)日本交通公社 理事・観光マーケティング部長

15:00~15:20 休憩
15:20~17:30 パネルディスカッション
「ストック層はこう動く! 他業種に見る取り組み事例」

ストック層に注目しているのは我々旅行業界だけではなく、他業種でも同様です。そこではどのような取り組みがなされており、何をアピールしているのでしょうか。
パネルディスカッションでは、現場レベルでストック層への取り組みに努力されているパネラーの方々のお話をお聞きし、この層に対する戦略について議論を行ってまいります。
パネラーには、日本で初めてシニアマーケットに特化したコンサルティングを行っておられる山崎氏、主に熟年層を対象とした会員制コミュニティクラブで、健康づくりをテーマに趣味や文化講座を提供しておられる林氏、住宅と人間との関わりを研究し、退職者用の住宅開発にも関わっておられる星野氏、この6月に「年齢を超えて仕事も遊びも生涯現役を貫こう」とする方々に向けた情報誌『日経マスターズ』を創刊された加藤氏の4氏をお招きする予定です。

◎パネリスト
山崎 伸治 氏

(株)シニアコミュニケーション 代表取締役 社長
http://www.stage007.com/

林 明子 氏
オムロン(株)KAZ健康院 ヘルスケアビジネスカンパニー新規事業開発部
http://ns.healthcare.omron.co.jp/kaz/

星野 俊樹 氏
(株)ミサワホーム総合研究所 市場調査室 室長
http://mhird.misawa.co.jp/

加藤 栄 氏
日経BP社 日経マスターズ 編集長
http://nikkeibp.co.jp/

◎コーディネーター
小林 英俊

(財)日本交通公社 理事・観光マーケティング部長