第22回たびとしょCafe

旅の図書館では観光研究者や観光の実務に関わる方々に自由な交流の場をご提供したいと考え、定期的に「たびとしょCafe」を開催しています。

“非”観光地の観光協会のチャレンジ ~大分県津久見市観光協会の取り組み~

【「第22回たびとしょCafe」当日の様子】

2021年3月15日(月)、「“非”観光地の観光協会のチャレンジ~大分県津久見市観光協会の取り組み~」をテーマに、第22回たびとしょCafeを開催しました。ゲストスピーカーは、当財団職員で、今年度までの3年間大分県津久見市に駐在勤務していた、津久見市観光協会 事務局長(当時)の吉谷地裕研究員が務めました。

津久見市では、全国平均に比べ速いスピードで人口減少・高齢化が進んでおり、まちの魅力やにぎわいの維持・向上につなげるため、観光まちづくりに取り組んでいます。
そのなかで、様々な団体の間をつなぎ、旗振り役となっているのが津久見市観光協会です。小規模な組織ならではのフットワークの軽さを最大限に活かして、行政、民間、市民、観光客、メディアといった関係者を結び付けながら、多くのチャレンジを重ねてきました。

「津久見の場合、観光まちづくりに期待する効果としては、地元商店の売り上げアップ、地域のイメージアップ、チャレンジの機運醸成、一次産品の付加価値向上、地場産業の知名度アップが挙げられる」、「多くの関係者を巻き込むためには、“観光振興”がそれぞれの立場でどのような意味を持つのか、翻訳することが必要」だと報告を行いました。

後半の質疑応答では、市役所と観光協会の関係、ターゲットの考え方、情報発信の手法などの質問が寄せられました。

参加者の皆様からは、「具体事例の紹介が参考になった」、「地域を巻き込んだ多彩な取り組みに感心した」といったご感想が聞かれました。
また、実際の観光の現場で重ねた経験を研究者の立場で整理したお話を聞くことができてよかった、という声も聞かれました。地域と真摯に向き合い取り組みを重ねていくこと、そのうえで研究者として情報を客観的に整理し、次につなげるための学びとすることが、私たちJTBFに期待されていると改めて感じる機会となりました。

当日の様子は機関誌「観光文化」で詳しくご紹介します。

詳しいご案内チラシはこちら

テーマ “非”観光地の観光協会のチャレンジ ~大分県津久見市観光協会の取り組み~
ゲストスピーカー ゲストスピーカー:吉谷地 裕 氏(津久見市観光協会 事務局長)
日時 2021年3月15日(月)18:00~20:00
場所 オンラインにて開催(Zoomミーティングを利用)
お問合せ

公益財団法人日本交通公社 観光文化情報センター (門脇・吉澤)
TEL:03-5770-8360(10:00~17:00)
E-mail:tabitosho@jtb.or.jp
〒107-0062 東京都港区南青山2-7-29