活動報告「たびとしょCafe」第25回
「人と人をつなぐ架け橋に」を開催〜行政職員が挑戦する〝宝物〞同士のマッチング〜

 2022年3月3日(木)、「人と人をつなぐ架け橋に〜行政職員が挑戦する〝宝物〞同士のマッチング〜」をテーマに、第25回たびとしょCafeを開催しました。ゲストスピーカーには、飯能市職員の片野陽介氏をお招きしました。
 埼玉県南西部に位置する飯能市は、豊かな自然と歴史文化を活かしたエコツーリズムの取り組みが有名で、エコツーリズム推進全体構想認定の第1号となっています。
 片野さんは、学生時代のボランティアを通して飯能市のエコツーリズムの取り組みを知ったことがきっかけで飯能市に入庁、観光・エコツーリズム推進課に配属となり、7年間、事務局として飯能のエコツーリズムの推進に携わりました。農業振興課に異動した現在は、エコツーリズム時代の経験を活かしながら、より広い視野で地域の方たちをつなぐために奮闘されています。
 当日は、エコツーリズムの専門家、エコツアーガイド、飯能市民、交通事業者など、様々な方の参加をいただきました。一人の行政職員の10年間を通して、地域との関わり方、地域振興とは何かについて考える会となりました。

【第1部】話題提供

飯能エコツーリズムの取り組み経緯

●飯能市は、埼玉県内で3番目に大きい市で、面積の76%が森林。池袋駅から飯能駅までは電車で約50分、片道500円以内で行ける〝ワンコインリゾート〞。
●飯能市は、身近で豊かな自然資源や歴史文化資源を活かし、地域の活性化や経済振興をはかることを目的として、2004年にエコツーリズムを始めた。同年には、里地里山型として、環境省が指定する13のモデル地区の一つに選ばれた。翌年に飯能市と名栗村が合併すると、合併後の新しいまちづくりの一つとしても位置付けられた。
●エコツーリズムの機運醸成のため、2005年2月開催のキックオフシンポジウムを皮切りに、市民を対象としたエコツーリズム講座を地区ごとに開催した。市内に12ある公民館を一つずつ回り、エコツーリズムの概要説明のほか、地区ごとの地域性を活かしてどのようなエコツアーができそうか、市役所職員と市民が話し合った。この講座は、その後も定期的に実施している。

飯能エコツアーの特徴

●知床や屋久島のような大自然のない飯能では、地域の自然環境、生活文化、伝統文化、歴史・産業など、地域のありのままの姿を伝えることを大切にしてきた。それらを伝えるのは地域の人たち。地域の人が持っている知恵や技術を通して地域資源を伝えることで、魅力的なエコツアーに仕上げている。飯能市のエコツーリズム推進のカギは、「地域に住む人」。
●飯能市では、自然保護や伝統芸能継承といった地域活動が元々盛んに行われており、そうした素地にエコツーリズムのエッセンスを加えることでエコツアー化していった。飯能エコツアー第1号は、地域の獅子舞を素材にしたもので、ガイドは獅子舞保存会役員。エコツアー参加者は、神社の社殿に上がってガイドの解説を聞けるという、特別感のあるもの。
●飯能エコツアーでは、誰でもエコツアーガイドになれる。エコツアーガイドをフォローする仕組みが事前協議制度。エコツアー実施希望者には、まず「企画協議シート」という企画書に自分のアイディアを落とし込んでもらう。実施希望者は、エコツアーのタイトル、エコツアーを通して参加者に伝えたいこと、費用、収支、スケジュール、行程、安全対策などを記入し、エコツーリズム推進協議会に提出する。エコツーリズム推進協議会では、事務局(飯能市)と事前協議委員(アドバイザー)が企画内容を確認し、実施希望者と調整を重ねて内容のブラッシュアップをはかる。企画提出から事前協議終了までは、約2カ月を要する。
●飯能市では、エコツアーを企画、実施する上で10の推進ポイントを定めている。そのうち「飯能のファンを増やす」は特に重要だと考えているポイント。エコツーリズム推進を通して、飯能市外の人はもちろん、飯能が好きだと誇りを持って言える市民を増やしていきたい。
●主な広告手段は年に6回、1回につき15000部を発行しているエコツアーチラシ。配布先は、市外が7割、市内が3割。バス車内の吊り下げ広告を見た方が、エコツアーに参加してくれるケースも多い。
●2018年度のデータとなるが、当時のツアー開催数は96件、延べ参加者数は3619人。参加者は、市内が約3割、市外が約7割。取り組み開始当初は比率が逆転していて、市内が7割、市外が3割だった。リピーター率は約5割。

エコツーリズムがもたらした効果

①新たな自然環境保全の形

●里山整備のために竹を間伐し、間伐した竹を使って食器をつくり、流しそうめん体験を行うツアー、川の生態系保護のために漁協と連携してブラックバスを駆除し、駆除したブラックバスを試食するツアー等、保全作業にツーリズムとしての楽しみを付加してエコツアーに仕立てることで、新たな自然環境保全の形が見えてきた。

②新たな客層の来訪

●エコツアーをきっかけとして、飯能市を初めて訪れた方や、定期的に通うようになった方がうまれた。飯能エコツアーが飯能市を訪れる目的の一つになった。

③市のイメージアップ、PR、ブランド化

●エコツーリズムの取り組みをメディアが取り上げてくれることで、飯能市の露出が高まり、興味を持ってもらうきっかけになっている。

④地域への誇りと愛着を育む

●飯能市民はよく「自分の町には何もない、面白いものはない」と言うが、みなさんにとって当たり前のことが、よその方にとっては珍しく素晴らしいもの。エコツアーを実施し、参加者に喜んでもらえることが、ガイドやスタッフ、地域住民が「自分たちの住んでいる町はいい所だ」と認識するきっかけになる。地域に対する誇りや愛着の醸成が、最も大きな効果だと考えている。
●2008年に、地域一体となった取り組みが認められエコツーリズム大賞を受賞。2016年には、エコツーリズム特別継続賞を受賞した。特別継続賞への応募は、取り組み開始から10年以上が経過する中で、実施者のモチベーションを上げることが目的だった。

エコツアー担当者としてのやりがいと課題

●ガイドである地元の方と一緒にエコツアーをつくり上げること、エコツアーを通じて飯能の新たな魅力を知ること、市内外の多くの方と出会うことが、エコツーリズム担当としての大きなやりがいだった。
●一方で、取り組み開始当初からエコツアーを実施してきた方の中には、年齢も重ねる中で次第に疲れてしまう方も出てきた。一度離れてしまうと復帰することは難しく、エコツアー実施件数は減少傾向にあった。
●新たな資源の発掘を試みた当初は、飯能のエコツーリズムは人が宝物と言っている中でモノに着目したためにうまくいかなかった。そこで、改めて人に着目し、現役エコツアーガイド、公民館職員、Facebook等を通して、面白い取り組みをしている市民の情報を集めた。その結果、実際にエコツアー実施まで至った例もある。

エコツアー担当者としての反省

●とある農家にエコツアー実施の打診をした際は、「繁忙期は忙しくて対応できない」、「農作業の知識のない人が作業をすると、次年度以降の収穫に悪影響を及ぼす可能性がある」という理由で断られてしまった。
●お祭りの担い手が減っている中、お祭りをエコツアーに仕立てて参加者の力を借りられないかと考えたが、役員からは「ただでさえ人手が足りていない中で、エコツアー参加者の出番をつくることは難しい」という回答だった。
●どちらも、エコツアーを通して地域の課題解決を図るつもりが、逆に負担になってしまったケース。エコツアー数を増やさなければと焦るあまり、相手の思いを考えられていなかったと気づかされた。

フォワードからディフェンスへ
〜農業委員会事務局・農業振興課への異動と転機

●2019年4月、エコツーリズム推進担当から農業委員会事務局兼農業振興課に異動となった。エコツーリズムはサッカーでいうとフォワードだが、異動先の農業委員会事務局は農地法に基づく許認可の業務が主たる業務で、サッカーでいうとディフェンス。フォワードからディフェンスに異動したことで、自分の役割を見出せず非常に悩んでいた。さらに、メインである農業委員会事務局の業務で手いっぱいで、兼務していた農業振興課の業務に十分時間を割くことができなかった。本当にくじけそうな1年だったが、下ばかり向いていても仕方がないので、農家を知ることから始めることにした。
●現場に出たときには農家にまめに顔を出し、会話をしたり農産物を購入するなど、コミュニケーションを取るように心掛けた。JA農産物直売所もチェックして、農家との会話のネタ探しもこまめにした。
●異動1年目の後半、転機が訪れた。主にバーベキューを行うエコツアー実施者から、バーベキューソースを作りたいので梨農家を紹介してほしいと相談を受けた。飲食店の話を聞いてみると「地元の農産物を使ってみたいが、飯能でどのような農産物が作られているのか分からない」、特に移住者からは「少し高くても顔を知っている人から買えると安心だが、地元とのつながりがない」といった意見が聞かれた。こうした意見を聞いて、自分が農家と飲食店のつなぎ役になり、様々なマッチングができればよいと考えるようになった。

様々なマッチングの実例

カフェとのマッチング〜ふるさと納税担当者とともに

●移住者が始めたカフェに対して飯能産の果物を使ってみないかと提案したところ、看板商品である季節の果物パフェにマスカットを使いたいと要望を受けた。エコツーリズム担当時代からつながりのあるブドウ農家を紹介したところ、商品化に至った。
●このカフェでは日持ちする焼き菓子も製造しており、ふるさと納税の返礼品に最適ではと提案したところ、快諾をもらい実現した。市役所のふるさと納税担当者は新たな返礼品を探しており、飲食店は販路拡大を希望している。また、ふるさと納税は様々なサイトで受け付けているので、単純に販路確保だけでなく商品PRにもつなげられるのもメリット。

パン屋とのマッチング〜農業委員会とともに

●Uターン者が始めたベーグルショップにも飯能産の農産物を使ってみないかと提案したところ、ぜひ使いたいと興味を持ってくれた。一方で、農業委員会の方から新たに農家を始めた人が出荷先を探していると情報を得た。この両者をマッチングし、安納芋を使った新たなベーグルが誕生した。この事例では、飲食店と農家のマッチングが新たな農業振興になることを農業委員会に知ってもらうことで、農業振興課としての業務に位置付けた。

製茶工場とのマッチング〜地域を超えた連携

●狭山茶は入間市、狭山市、飯能市を産地とするお茶。Facebookを通じて知った入間市の製茶工場を訪れると、その製茶工場の方は、自分の住んでいる入間市という括りではなく、狭山茶を知ってもらいたいと話した。それを聞いて、飯能市内でマッチングを完結させるのではなく、行政区域を超えて魅力を創出したいと考えるようになった。その取り組みが、先ほどのベーグルショップとお茶屋のコラボレーション。ベーグルショップに「狭山茶を使ったジェノベーゼソースを作って、新しいベーグルを作りませんか」と相談したところ、試作品を作ってくれた。製品化するかどうかは今後次第だが、行政区域を超えたコラボレーションの手ごたえを感じた。

コロナ禍での取り組み

●コロナ禍で対面での活動が難しい中、飯能市農業青年会議所では農産物紹介アプリの制作を進めている。様々な農家の情報を集約し、また新たなマッチングにつなげていきたい。

「人と人をつなぐ架け橋になる」

●仕事、プライベート問わず、出会った人との縁を大切にしている。そうした人とFacebook でつながったことが、新たなアクションにつながることも多い。
●農業セクションへの異動を機に、「おいしい飯能」というシリーズで市内の飲食店や農家の情報をFacebookに投稿し始めた。エコツーリズム担当から外れた後も、別の形で飯能の魅力を発信できないかと考えたことが理由。現在124回で、200回を目標にしている。
●Facebookで発信を続けていると、面白いことに新たな情報が手に入る。Facebook友達の紹介で、エコツアー実施に興味を持つ方に出会い、エコツーリズム担当と一緒に話を聞きに行ったことがある。後日、その方のFacebookを見ると、自分のことを「人と人との架け橋」と表現してあり、まさにこれこそが自分のしたいことだと気づかされた。
●架け橋になりたい理由の一つは、エコツーリズム担当時代と変わらず飯能市内外の飯能ファンを創出したいと思うから。二つ目は、単純に面白いから。自分が架け橋になることで、新たな取り組みが生み出されることは幸せであり、大きなやりがいを感じている。

仕事の軸は「飯能ファンをつくろう」

●自分が飯能市民になって10年になるが、飯能市に来て本当に良かったと思っている。エコツーリズムの業務を通して飯能市の多くの人と話ができ、飯能のことがますます好きになった。農業セクションに異動してからは悩んだこともあったが、人と人をつなげるというやりがいを見つけることができた。
●飯能市職員として、飯能市民の収入が1円でも増え、一人でも多くの人に喜んでもらえるように仕事をすることが使命。徳島県上勝町の葉っぱビジネスを手掛けた横石 知二氏の言葉である「地域の人に出番と役割をつくれれば地域は活性化する」を、飯能に置き換えて大切にしている。
●自分の仕事の軸は飯能ファンをつくること。特に飯能市民には、自分の住む町を好きになってもらいたいし、誇りを持ってもらいたい。
●自分は特に器用なわけではなく、人を惹きつける話術があるわけでもない。何か大きなことを一発打ち上げるのではなく、小さなことをコツコツ積み上げることが重要だと考えている。飯能は地域の人が宝物であるというのは、エコツーリズムでも農業でも同じ。飯能の宝物を見つけるために、とにかく現場に出て、直接人と話すこと、そして面白いことを見つけて、発信し続けることを大切にしている。こうした積み重ねの先に、少しでも飯能ファンになってくれる人がいれば嬉しい。

【第2部】意見交換

参加者…飯能市がエコツーリズムに取り組む意義は何か。また、エコツアーガイドはどのような思いで活動しているのか。
片野氏…飯能市はシティープロモーションの一環としてエコツーリズムに取り組んだ部分が大きい。公益事業として市が主導していることで、市民も気軽に相談できるようだ。エコツアーガイドはリタイアされた方が中心。元々地域で様々な活動をしている方たちが、自分たちの活動を知ってもらいたい、自分たちの地域を紹介したいという思いで活動している。収益よりもやりがいを求めて活動している方が多く、行政主導というスタイルに適している。
参加者…飯能ファンを増やしたいという片野氏の取り組みを加速するためには何が必要か。
片野氏…自分と同じような思いで取り組んでいる仲間がいると非常に心強い。また、自分にはない価値観を持っている人、民間の方、移住者の方ともっとつながりたい。市役所にいるとなかなか情報が入りにくいので、もっと色々な考え方に触れたい。
参加者…その土地の食材を食べると、人はその地域に行ってみたいと感じるもの。その意味で農産物は地域の観光大使だと言える。飯能のような里地里山型エコツーリズムの場合、エコツーリズム推進にあたっても農産物が果たす役割は大きい。片野氏とはエコツーリズム担当時代からの知り合いだが、エコツーリズム担当から農業セクションに異動したことは大きな意味があると感じる。
片野氏…農業をテーマにしたエコツアーは、飯能ではこれまであまりなかったが、今後伸びしろがあると感じている。エコツーリズム担当と一緒になって、農家に働きかけている。
参加者…飯能エコツアーの実施件数が減少してきたということだったが、その理由について詳しく聞きたい。
片野氏…やる気はあるものの、年齢的に体力が追いつかなくなってしまったことが大きな理由だったと考えている。定年直後の60歳からエコツアーガイドを始めた方でも、10年、20年経てば70代、80代になる。
 飯能市では、企画・受付・実施までの全てをエコツアーガイドが行うため、ガイドにかかる負担が大きい。他地域のように、若い世代のコーディネーターが付き添い、事務作業部分を引き受けられると、ガイドの負担が抑えられ、年齢を重ねても無理なく継続できるかもしれない。
参加者…片野氏が考えるエコツーリズムの対象となる資源とは何か。
片野氏…人とセットで資源を考えることが大切だと考えている。たとえば神社をエコツーリズムの対象にできないかと考える場合、以前は神社だけを見てしまっていた。しかし、神社にはそれを守ってきた人がいるわけで、資源の魅力を引き出すためには、そうした人の話を聞くことこそが重要だと気づいた。
参加者…行政職員の立場だと、地域を超えた連携は難しいのではないか。
片野氏…所属部署の業務にとって、どのような点でプラスになるのかを明確にすることが大切だと感じる。地域連携することで、飯能市単独では難しいことができるようになると伝えると、理解を得やすい。
司会…色々な方の話を聞いたうえで、どんなに相手のことを思って提案しても、うまくマッチングしないこともあるだろう。そこでくじけずに、精力的に活動し続けられる強さはどこからくるのか。
片野氏…やはり「楽しいから」というのが最も大きい。そして、成功しても失敗しても得られるものはたくさんある。そうした活動の積み重ねで、将来的に飯能ファンが増えて、飯能がもっと面白い場所になれば嬉しいと考えている。エコツーリズム担当時代の失敗や、農業セクションへの異動を経験したからこそ見えてきたものもたくさんある。転んでもただでは起きないという気持ちで取り組んでいる。
参加者…近年、世界的にサステナブルツーリズムに対する関心が高まっているが、飯能やその周辺ではどうか。
片野氏…エコツーリズムに関する興味や関心は年々高まっていると感じる。エコツーリズム担当時代も、まちづくりや観光のツールの一つとしてエコツーリズムに期待する自治体が、視察のために飯能をよく訪れていた。
参加者…長く続くエコツアーの特徴を知りたい。
片野氏…地域の暮らしや伝統芸能をテーマにしたエコツアーは長く続いている。こうしたエコツアーの実施者の方は、「伝統芸能を外の人に見てもらうことでモチベーションアップにつなげ、さらに長く続けていきたい」や、「普段は人との関わりが少ないので、自分たちの生活を知ってもらうことで外の人に喜んでもらいたい」等、明確な目的を持っている。明確な目的があることが継続のポイントだと思う。

おわりに

 観光は複合的な活動であり、様々な立場の人が関わっています。そのなかで、積極的に現場に出かけることでマッチングのヒントを見つけ、常に他者の視点に立って考えながら人と人をつないでいく片野さんのお話は、とても励まされるものでした。
 参加者の皆様からは、「垣根を越えた熱心な取り組みが印象的だった」、「率直な意見交換ができて良かった」といった感想が聞かれました。実体験に基づく自然体のお話により、大きな熱意が参加者のみなさんにも伝播するような会となりました。
(文:観光政策研究部社会・マネジメント室 副主任研究員 門脇茉海)


Guest speaker
片野 陽介(かたの・ようすけ)
1989年生まれ。埼玉県新座市出身、飯能市在住10年目。2012年飯能市入庁、2018年度まで飯能市役所観光・エコツ―リズム推進課、2019年度から現在まで農業振興課にて業務に従事。「人と人をつなぐ架け橋になる。」をモットーに、飯能市内外のさまざまな縁をつなぐために奔走、農家さんと飲食店・ふるさと納税・エコツアー等とのマッチングに取り組んでいる。国内旅行業務取扱管理者。