旅の図書館では毎回テーマに沿った館内展示を行なっています。
誰もが楽しめる旅行については、これまでバリアフリーツーリズムやユニバーサルツーリズムとして取り組まれてきましたが、身体障害者や高齢者が主な対象でした。
私たちは対象をより拡大するために、2021年度から慢性疾患、特にがん患者を対象に研究を開始、今年度はがん治療中の旅行がQOL向上に与える影響:実証的研究として研究を行っています。今回は研究結果の一部をご紹介します。
展示ポスターとあわせて、観光文化第252号の特集4「多様性を持つ新たなツーリズムのあり方についての研究〜高まる多様性への関心、旅行・観光分野に求められる対応とは」についてもご覧ください。