2019年度「観光地経営講座」
2019年7月2日(火)・3日(水)
7月2日(火)・3日(水)の2日間、「自立的な観光地経営に向けた課題に応じた財源確保」をテーマに2019年度観光地経営講座を開催しました。
今回の講座では、改訂した『観光地経営の視点と実践』を元に観光地経営の要諦となる9つの視点や観光財政のあり方などを解説したほか、ビジョンを元に長年にわたって観光推進体制を構築し、国の補助金と独自財源の確保をバランスよくおこないながら観光まちづくりを実施してきた阿寒湖温泉の事例、日本で初めて定率制での宿泊税導入にこぎつけた倶知安町の事例、民間が主体となって商業施設と地域のハード・ソフト事業を展開し、地域の魅力を高めている北谷デポアイランド(沖縄県北谷町)の事例、まちなかのにぎわい滞留拠点として高い集客性を誇るフラノマルシェ(北海道富良野市)の事例などを実践者の皆様からお話しいただきました。
当日は、全国各地の自治体、観光関連団体、研究者、民間事業者など約30名の方にご参加いただき、交流会やグループワークなどでは、お互いの地域や組織の課題なども共有しながら交流も深めていただいているようでした。
各講義の内容につきましては、後日、講義録としてとりまとめ、本ホームページにて公開いたします。
参考
(2019.7.10 福永香織)
概要
テーマ | 自立的な観光地経営に向けた課題に応じた財源確保 |
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開催日時 | 2019年7月2日(火)10:30~ 3日(水)16:45 |
会場 | 公益財団法人日本交通公社 B1Fライブラリーホール 東京都港区南青山二丁目7番29号 日本交通公社ビル 青山一丁目駅 1番出口もしくは5番出口から徒歩3分 |
主な対象者 | 観光による地域振興に携わる地方自治体のご担当者、観光関連事業者、商工会議所等の関係者など |
主催 | 公益財団法人日本交通公社 |
お問い合わせ | 公益財団法人日本交通公社 観光政策研究部 相道・福永 〒107-0062 東京都港区南青山二丁目7番29号 日本交通公社ビル TEL:03-5770-8430、FAX:03-5770-8359 E-mail:jtbfseminar@jtb.or.jp |
スケジュール
■7月2日(火)
10:30 開講 (開場 10:00)
開講・オリエンテーション
◆講義1.観光地経営の要諦となる9つの視点 講師:梅川 智也((公財)日本交通公社 上席客員研究員) |
昼食+旅の図書館見学(希望者のみ) 自己紹介と課題の共有 |
◆講義2.DMOの強化と財源確保による阿寒湖温泉の挑戦 講師:中野 文彦((公財)日本交通公社 観光経済研究部 上席主任研究員) |
◆講義3.今後の観光政策と観光財政のあり方(1日目総括) 講師:山田 雄一((公財)日本交通公社 観光政策研究部長) |
交流会 18:30 閉講 |
■7月3日(水)
9:15 開講 (開場 9:00)
◆講義4.倶知安町における宿泊税の導入とビジョン 講師:柳澤 利宏 氏(倶知安町総合政策課長) |
◆講義5.まちの付加価値を高める商業施設の開発 ~北谷町デポアイランドのエリアマネジメントの取り組み~ 講師:奥原 悟 氏(デポアイランド通り会 会長) |
◆講義6.ソーシャルビジネスの展開による中心市街地活性化 ~“まちの縁側”を目指すフラノ・マルシェの取り組み~ 講師:西本 伸顕 氏(ふらのまちづくり株式会社代表取締役社長) |
◆グループワーク(講義を受けて自分の地域の課題と対応策を考えます) |
◆総括.まとめとグループワークへのアドバイス |
16:45 閉講 |
【全体進行】 (公財)日本交通公社 観光政策研究部 主任研究員 福永 香織 ※講師、講義内容、登壇日(順序)は、やむを得ず変更となる場合がございます。 |