活動紹介

No.180 日本・タイ・マレーシア、3か国で考える「リジェネラティブ・ツーリズム」—タイ・チェンマイ現地報告

No.180 日本・タイ・マレーシア、3か国で考える「リジェネラティブ・ツーリズム」—タイ・チェンマイ現地報告

2026年7月20日から22日にかけて、タイ・チェンマイで「Regenerative Tourism Conference and Workshop in Chiang Mai」に開催され、当財団から藤本 直樹副主任研究員が、日本からの事例共有者として登壇しました。

日本・タイ・マレーシア3か国の実践者・研究者が一堂に会するこの交流プログラムは、国際交流基金(The Japan Foundation)の支援のもと開催され、2025年11月の日本開催、2026年3月のマレーシア開催に続き3回目となります。今回は、これまで積み上げてきた議論を「Asian Regenerative Tourism Guideline」という一つの草案にまとめ、参加者全員で検討し直す3日間となりました。

活動報告 リジェネラティブ・ツーリズム

初日は、アジアエコツーリズムネットワーク(AEN)の副会長のNiphatphong氏が基調講演に立ち、これまでのタイの観光政策を振り返りつつ、観光を生態系や文化までも「再生させる」手段として捉え直すべきだと語りました。続く3か国のパネルディスカッションでは、京都で開発を進めるCommunity-Based Business(CBB)ガイドラインを紹介しました。

活動報告 リジェネラティブ・ツーリズム

ワークショップでは、草案のテーマごとにブースを設け、参加者が各自の現場経験に照らして書き込むワークショップが行われました。議論を通じて繰り返し確認されたのは、ガイドラインを新たな認証基準やチェックリストにするのではなく、地域の文脈に応じて育つ原則ベースの枠組みとして、実践者自身の気づきを引き出す道具にしていく、という方向性でした。