活動紹介

No.132 日韓国際観光カンファレンス2022を開催しました

No.132 日韓国際観光カンファレンス2022を開催しました

2022年11月18日(金)、日韓国際観光カンファレンス2022を開催しました。このカンファレンスは、研究協力に関する覚書(MOU)を結んでいる韓国文化観光研究院(以下、KCTI)との共催により毎年開催しているものです。今回は当財団の旅の図書館(ライブラリ会議室)を会場として、3年ぶりの対面での開催が実現しました。

当日はKCTIから5名の出席者を迎え、両機関の研究員4名による研究発表と質疑応答を行いました。

今回は、第1部として「観光政策」、第2部として「旅行者動向」をテーマとして研究発表を行いました。

第1部では、まず当財団から、日本の観光に関する国レベルの計画・ビジョンに関する動向を紹介しました。対してKCTIからは、韓国のポストコロナ時代における観光政策の中・長期的な方向性と課題について発表がなされました。

第2部では、日韓の旅行者の動向および海外旅行への意向などについての調査結果を相互に報告しました。当財団とKCTIでは、両国の動向を比較できるよう、昨年度よりそれぞれが行っている独自調査に共通の設問を加えて調査を行っています。今回は、その結果についても紹介がありました。

研究発表後は、各国の海外旅行市場や海外旅行に対する意向の違い、また、海外旅行を促進する政策や持続可能な観光を推進する政策の動向等について活発な質疑や意見交換が行われました。

同カンファレンスの様子は機関誌「観光文化」でも公開予定です。