公益財団法人日本交通公社(以下「JTBF」という。)は、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)と共同で、「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 2025 年度版」と題した調査レポートを発行しました。
当調査は、拡大の続くインバウンド市場において、自治体や事業者が具体施策を検討する際の基礎データとなることを目的に、2012 年より毎年、アジア・欧米豪12 地域の海外旅行経験者を対象としたアンケート調査を基にレポート化を実施したものであり、今回の調査レポートのポイントは以下のとおりです。
(1) 海外旅行先として引き続き人気の日本、居住国の日常でも身近な「日本食」や「コンテンツ」は好意喚起に有効
(2) 地方訪問意向も高く、どの地域にも誘客の可能性、地方誘客の核となるのは「自然・食・温泉」
(3) 「コンテンツ」「イベント・祭り」「伝統文化」に高い価値、高単価支出については、アジアは買い物、欧米豪は自然体験
(4) 高付加価値旅行者層は「自己実現」と「本物体験」を追求、「体験の質の向上」と「地域貢献」を両立した行動を選好


