「2020年度第1回温泉まちづくり研究会」を開催しました(7月8日)

2020.07.22

 2020年度第1回研究会を2020年7月8日(水)、今回初めてオンライン会議形式で実施しました。概要は以下のとおりです。

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【第1部】 総会
 (1)2019年度事業報告・決算報告・監査報告
 (2)2020年度事業計画案・予算案

【第2部】 研究会 
《議論テーマ》 ポストコロナを見据えた温泉地のあり方とは

 (1)プレゼンテーション「新型コロナウイルスと観光の復興について」
   山田 雄一(温泉まちづくり研究会事務局長/日本交通公社 観光政策研究部長)
 (2)各温泉地の現状と取り組みについて意見交換
  <代表発言者・発言順>
   阿寒湖温泉:山下 晋一氏(阿寒観光協会まちづくり推進機構 専務理事)
   草津温泉:湯本 晃久氏(草津温泉観光協会理事・DMOデジタルマーケティング部会/ 草津温泉旅館協同組合理事)
   鳥羽温泉:野村 潤氏(鳥羽市温泉振興会 理事)
   有馬温泉:當谷 逸郎氏(有馬温泉旅館協同組合 理事長)
   道後温泉:奥村 敏仁氏(大和屋本店 代表取締役)
   由布院温泉:冨永 希一氏(由布院温泉旅館組合 組合長)

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 今回の研究会はコロナ禍による影響を考慮し、通常のような会場に集まる形式ではなく、Zoomを使って開催しました。6つの会員温泉地の皆さんが参加し、黒川温泉は欠席となりました。

 開会にあたり、宮﨑光彦代表は「本来なら東京で皆さんとお会いしたかったが、まだまだ状況が厳しく、新しいスタイルでの開催となった。今後も、場合によってはこのスタイルで開催したい」と挨拶しました。
 コロナ禍に加え、研究会開催とほぼ同時期に、九州や長野で豪雨や川の氾濫が相次いで発生したことについて、宮﨑代表は「いかに自然と対峙し、共存するかが我々の課題では。サービスやおもてなしの向上以前に、安心安全な温泉まちづくりをどう構築し、それをお客様にどう理解していただくかが課題。私どもの強いネットワークで、この難局に立ち向かっていきたい」と述べました。

 第1部の総会に続いて、第2部の研究会では「新型コロナウイルスと観光の復興について」と題し、今後の見通しや必要と考えられる取り組みなどについて山田事務局長がプレゼンテーションを行いました。ここでは感染症対策のポイントとして、「事業者と顧客の協働作業」であると認識すること、「住民」の不安感に丁寧に寄り添いながら払拭すること、感染症対策にかかるコストアップを取り込むという3点が挙げられました。

 続いて、各温泉地から現状と取り組みについての報告がありました。コロナ禍収束祈願と医療従事者への感謝を込めたセレモニーイベント「カムイへの祈り」の開催に向けた準備 (阿寒湖)、町長から滞在客に対するメッセージ発信や有馬と連携したVRでの温泉動画配信(草津)、GoTo有馬キャンペーン案、有馬-六甲バーチャルライドレースの企画、VRを使った温泉動画やZoom芸妓の配信(有馬)など、厳しい状況の中で今できることに前向きに取り組んでいる事例を共有しながら、活発に意見交換が行われました。

(2020.07.22 事務局)