活動紹介

No.175 2025年度第3回温泉まちづくり研究会を開催しました(2月9日)

No.175 2025年度第3回温泉まちづくり研究会を開催しました(2月9日)

2025年度第3回研究会を、2026年2月9日(月)に公益財団法人日本交通公社で開催しました。概要は以下のとおりです。

【開会挨拶】

  • 温泉まちづくり研究会 代表(道後温泉誇れるまちづくり推進協議会会長) 宮﨑光彦氏

【講演1】

  • 「観光を取り巻く現状と観光人材政策について」
    観光庁参事官(旅行振興) 根来恭子氏

【講演2】

  • 「沖縄から日本の“未来”をつくるジャングリア沖縄の挑戦 ~笑顔のナビゲーターをいかにして集め・育ててきたか~」
    株式会社ジャパンエンターテイメント 取締役副社長 事業開発本部長 佐藤大介氏

【報告】

  • 由布院視察報告 温泉まちづくり研究会 副代表 下浦伸一氏
  • 嬉野温泉視察報告 温泉まちづくり研究会 相談役 岩崎比奈子氏
  • 各温泉地・共同研究者 報告

はじめに、宮﨑代表より「今回が今年度最後の研究会。日頃お世話になっている観光庁の考え方や取り組みをご教示いただくとともに、地域自らがお客様を創造するまちづくりを体現しているジャングリア沖縄のお話も大変興味深い」と挨拶がありました。

続いて、お二方よりご講演をいただきました。
観光庁の根来氏は、最新データに基づいて、インバウンド・アウトバウンドの現状や国内旅行の状況、第4次観光立国推進基本計画の達成状況などを説明しました。また、他の全産業との比較で見た宿泊業、飲食サービス業での人手不足の状況や賃金等に言及したあと、観光地・観光産業における人材確保・育成に向けた観光庁の取り組みを紹介しました。

株式会社ジャパンエンターテイメントの佐藤氏は、ジャングリア沖縄の事業を通じて取り組もうとしていること、ジャングリア沖縄が人材育成や採用で大事にしていることなどを説明しました。日本各地に共通する観光課題として4つを挙げ、「我々ジャングリアが、沖縄が大きく変わっていく、あるいは日本の観光を作っていく変化の起点になりたい」と述べました。また、開園当初からスタッフ(ナビゲーター)の評価が高い理由の一つとして、ナビゲーターの7割を占める沖縄県出身者のメンタリティやホスピタリティを挙げ、それを生かすべく組織として取り組んでいる事例を紹介しました。

講演終了後は、今年度の大きな試みである有志による由布院と嬉野温泉それぞれの視察報告と、7温泉地からは各地の動向と人材不足問題への取り組み状況の報告、共同研究者からは有益な情報提供がありました。
なお、由布院視察と嬉野温泉視察についてはこちらで紹介しています。

温泉まちづくり研究会の2025年度の活動は今回で終了しました。1年間の活動をまとめた総括レポートは、6月に発行予定です。