活動紹介

No.127 チューリッヒ応用科学大学(スイス)の研究者が来訪されました

No.127 チューリッヒ応用科学大学(スイス)の研究者が来訪されました

2022年8月12日(金)、チューリッヒ応用科学大学(スイス)からLara Leuschen先生がお越しになりました。

Lara先生は観光産業における芸術やスタートアップの関係性を研究しており、調査のため来日されました。

当財団を訪れたのは、歴史や風習などの文化的資源を活用した観光推進に関するヒアリングのためです。寺崎常務理事との意見交換のほか、当財団からは観光客が文化を体験する観光の例として、昨年、山梨県大月市で開催されたツアーをご紹介しました。大月市笹子で継承される「追分の人形芝居」をテーマとしたこのツアーでは、現地学芸員や保存会の協力のもと、歴史の道を歩き、物語を感じ、人形に直接触れました。参加者が「追分の人形芝居」の背景に触れ、実際に体験するツアーを開催することで、保存会の活動を伝える場となり、伝統芸能の保全と活用に寄与した一例です。

遠くスイスから当財団の研究に関心を寄せていただいていることに、大変嬉しく思います。
オンライン通訳でご協力いただいた在大阪スイス領事館の皆様、ありがとうございました。

お問い合わせ/観光研究・調査に関するご相談は、下記から受け付けております。
https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mjsf-qgpap-e633c4e68d8b9abae265c0ede1a9dfad