活動紹介

No.137 群馬県立中央中等教育学校の3年生が当財団を訪問しました

No.137 群馬県立中央中等教育学校の3年生が当財団を訪問しました

2023年3月17日(金)、群馬県立中央中等教育学校から2名の生徒が当財団を訪れました。中高一貫教育を行う同校では、総合的な学習の時間を活用し、生徒自身が自分の関心分野について1年間をかけて調査した内容を論文としてまとめ、その分野における研究機関を訪問し発表するという「研究機関訪問」の取り組みを行っています。今回は、同校3年生(中学3年生に相当)の榛澤美羽さん他1名が当財団を訪れ、研究内容の発表と意見交換を行いました。

榛澤さんからは、「日本人のためのツーリズム~景観保護と観光の両立」というテーマで発表がありました。元々寺社仏閣に関心があった榛澤さんは、京都や鎌倉のオーバーツーリズム問題を対象として、その現状と解決方策に関する研究に取り組んでいます。

当財団からは、計4名の理事・研究員が参加し、発表内容を踏まえた意見交換を行いました。オーバーツーリズムやサステナブルツーリズムなど、観光分野における実務上の課題に早くから関心を持ち、真摯に解決策を考える姿に感銘を受けるとともに、参加した当財団の研究員にとっても有意義で学びのある時間となりました。

当財団では、今後も様々な年代、立場で観光の研究や実務に携わる方々と連携や交流を図りながら知見を蓄積・発信することで、より一層観光文化の振興に寄与できるよう努めていきます。

お問い合わせ/観光研究・調査に関するご相談は、下記から受け付けております。
https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mjsf-qgpap-e633c4e68d8b9abae265c0ede1a9dfad