No.39 APTA2016(6/1~6/4、北京)にて研究発表を行いました
北京でアジア太平洋観光学会(APTA:Asia Pacific Tourism Association)の第22回大会(6/1~6/4)が開催され、当財団からは下記3本の研究を発表しました。(同大会については「観光文化228号:アジアの観光研究の潮流」(2p~11p)をご覧ください)
中でも菅野主任研究員による東北の復興ツーリズムに関する発表については、他国の参加者からの関心も高く多様な質問があり、研究成果に加え、震災から5年を経た東北の現状を伝える機会となりました。
今後もこのような日本の取り組みに関する知見化と発信に努め、他国の研究者らと意見交換を通じて、現場に役立つ多様な知見を集めていきたいと思います。
■菅野正洋 主任研究員/寺崎竜雄 理事・観光地域研究部長 A STUDY OF STRUCTURAL CHANGES IN THE COLLABORATION OF STAKEHOLDERS IN THE PROCESS OF DEVELOPING COMMUNITY-BASED TOURISM, AND THEIR CAUSES(コミュニティベーストツーリズムの開発過程における利害関係者の協働の構造変化とその要因に関する研究) ■伊豆 菜津美 研究員 TOURISM PREFERENCES FOR ECOTOURISM IN AMAMI OSHIMA : CHOICE EXPRIMENT IN THE RUN-UP TO THE DESTINATION AS A WORLD NATURAL HERITAGE SITE(選択型実験を用いた奄美大島のエコツアーに対する観光客の選好~世界自然遺産登録に向けて~) ■門脇 茉海 研究員 THE EFFORT TO DEVELOP A RESIDENTIAL SUSTAINABLE TOURSIM INDICATORS (STI) FOR JAPAN’S OKU-NIKKO AREA: ON RESIDENT’S PERCEPTION QUESTIONNAIRE SURVEY(日本の奥日光地域における住民分野の持続可能性指標の開発に向けた取り組み~住民意識調査について~)
2016/6/9 久保田美穂子