No.38 観光コンテンツのヒントが眠る!デザート・スイーツ&ドリンク展を視察しました
4月13日~15日に東京ビッグサイトで開催された第13回デザート・スイーツ&ドリンク展に行ってきました。
この専門展は「食材」「機器」「容器」に関する600社以上のサプライヤーが参加するもので、食品業界の商品・メニュー開発のヒントや最新の情報を集結させた食品業界向けの専門展です。
ソフトクリームの総合メーカーである日世(株)さんは、『旅行年報2015』のデータを活用いただき、「ニッポンのソフトクリームは旅行のコンテンツになれる!」と題したパネル展示をされていましたが、この他にも「食」や「スイーツ」を観光の重要なコンテンツとして位置づけた展示を行っていた事例も見られました。また、インバウンドの増加を商機と捉えたセミナーや提案を行っている様子も見受けられました。
地域らしさを発信できるソフトクリームをはじめ、デザイン性や機能性の高い食品パッケージや便利な手作りキットなど、日本ならではのコンテンツや魅力としてアピールするためにも、多様な角度から「食」を捉えることの必要性を改めて実感しました。(研究員コラムvol.303でも詳しくご紹介します)
※出展者の許可を得て撮影しています。
(2016/5/10 福永 香織)