No.85 Asia Pacific Tourism Associationの2019年大会に参加しました
2019年7月1日(月)から4日(木)にかけて、ベトナム・ダナンにて開催されたAsia Pacific Tourism Association(APTA)の年次大会に参加しました。
当財団からは、伊豆菜津美副主任研究員が、環境省の受託調査として妙高山・火打山(新潟県)で行った入域料の収受に関する社会実験の結果を元に研究発表を行い、参加者の関心を集めていました。
大会には、アジア太平洋地域を中心とする25の国や地域から、212人の参加がありました。このうち、日本からの参加者は34人と、最も多かった韓国(39人)に次ぐ規模となりました。また、大会で発表された研究のうち、特に優れたものを選ぶBest Paper Awardの最終選考に残った8編のうち2編が日本(いずれも北海道大学)の研究者によるもので、さらに最優秀2編のうち1編にも選ばれるなど、アジア太平洋地域の観光研究において、日本が一定の存在感を示している現状がうかがえました。
来年の大会はタイ・チェンマイで開催予定とのことです。
(2019.07.12 菅野 正洋)