温泉まちづくり 2024年度温泉まちづくり研究会 総括レポート
「温泉まちづくり研究会」は、7つの温泉地(北海道阿寒湖温泉、群馬県草津温泉、三重県鳥羽温泉郷、兵庫県有馬温泉、愛媛県道後温泉、大分県由布院温泉、熊本県黒川温泉)が、日本の温泉地、温泉旅館が抱える課題について、共に解決の方向性を探り、活性化に資することを目指しています。
今年度は、第1回研究会では草津温泉を訪れ、草津の環境・人材に関する取組、まちづくりの経緯と将来への展望についてうかがいました。第2回研究会では、インバウンドと人材不足に関する現状と政策、また従業員のやりがいを大切にする会社経営や外国人従業員との共生について研究しました。第3回研究会では「温泉まちづくり研究会環境指針2024」を取りまとめたほか、「RYOKANとは何か 旅館の定義について考える」というテーマにてセミナーを実施しました。
この総括レポートは、2024年度の研究会における講演やディスカッションの内容を取りまとめたものです。よりよい温泉まちづくりに向け、具体的なアクションを起こすヒントとしていただけたら幸いです。
- 編著
- (公財)日本交通公社
- 発行
- (公財)日本交通公社
- 判型・ページ数
- A4判 75ページ
- 価格
- 定価1,650円(本体1,500円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
目次
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第1回温泉まちづくり研究会
草津温泉の未来を見据えたまちづくり
- 発表1:草津温泉の環境対策
- 発表2:草津温泉の人材に関する現状と課題
- 講演:草津温泉百年の計 -入込客数400万人の達成に向けて-
- 温泉地報告・意見交換
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第2回温泉まちづくり研究会
人材不足の現状・最先端の取り組みを学ぶ
-国として・地域として・宿泊施設としての取り組み- 講演1:観光を取り巻く現状と観光人材について
- 講演2:宿泊施設における人材採用と育成の取り組み
- 報告:地域を支える人材の確保定着と多文化共生への取り組み
- グループディスカッション テーマ「人材不足への対応」
- 温泉地報告・意見交換
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第3回温泉まちづくり研究会
第1部:環境対策・人材不足の今後の方向性を考える
- 温泉まちづくり研究会 環境指針2024
- 温泉地報告・意⾒交換
- グループディスカッション テーマ「次年度以降の取り組みなど」
第2部:旅館(RYOKAN)とは何か、旅館の定義について考える
- プレゼンテーション「旅館文化とは何か」
- パネルディスカッション