環境、景観をいかした地域主体の観光を考える
昨年に引き続き「地域が主体となったまちづくり」をメインテーマに掲げ、今回は「環境、景観をいかした地域主体の観光を考える」という目的で、全国各地で実践されている多彩な講師の方々から、住民が主役となって地域の魅力づくりとその観光への展開について体験に基づいたお話をお聞きし、共に考えました。
“五感刺激”という新しい切り口からの観光開発、地域文化を活かした温泉地の新たな挑戦、住民地域を巻き込んでの湖岸観光地づくり、環境問題が発端の住民主役の景観まちづくり、野生生物保護から始まった生活環境と農林業の見直し、など従来の観光開発論にとらわれない幅広い観光実践論となっています。また、6月に行われた観光基礎講座の基調講演、観光的視点からの都市政策も収録しています。
この講義録が、単なる参考資料ではなく、具体的な行動を起こすきっかけになれば幸いです。
(同講座についてはこちら)
※講義7は07年6月の観光基礎講座基調講演です。
※講師の所属・役職は講座開催時のものです。