地域の“とがった”に学ぶ インバウンド推進のツボ

2011.08.12

地域の“とがった”に学ぶ インバウンド推進のツボ

 我が国では、観光立国の旗印が掲げられた2003年以降、インバウンドへの注目度が加速度的に高まり、テレビや雑誌等を通じて日本を訪れる外国人旅行者の様子を目にする機会も飛躍的に増えました。しかし、そもそも全ての地域が例外なくインバウンドの推進を図る必要があるわけでもなく、また、その方法も、当然一つではありません。国が外国人旅行者の誘致に力を入れる時代だからこそ、まずは地域としてインバウンドをどう捉えるかを議論することが重要であり、その結果として外国人旅行者を誘致するとなれば、個性や特徴を活かすことで旅先としての魅力を高めるための具体的な取り組みが、地域には求められます。

 とはいえ、数多くの地域がインバウンドを推進する中、外国人旅行者の誘客を巡る厳しい地域間競争を勝ち抜いていくことは、そう簡単なことではありません。地域特性や強みを徹底的に磨き上げることで他地域との差別化を図り、旅先としての価値を高めている地域、即ち“とがった”何かを持ち合わせている地域でなければ、その存在は埋没してしまうのです。

 本書はこうした点を踏まえ、規模や立地、資源などの面でそれぞれ異なる特徴を持った6つの地域の“とがった”を紹介し、そこから見えてくる、地域によるインバウンド推進の“ツボ”を明らかにしようと試みるものです。

 地域でどうインバウンド振興を進めていけば良いかお悩みの方、ぜひご一読ください。

発行年月
2011年5月
編著
(財)日本交通公社
判型・ページ数
A5判 70ページ
価格
本体価格 953円 + 税
(会員割引無し)

◆目次

    • まえがき
    • 序-地域にはなぜ“とがった”が求められるか

    • 1.岩手県八幡平市 安比高原
    • 2.広島県広島市・廿日市市
    • 3.群馬県みなかみ町
    • 4.福岡県福岡市
    • 5.北海道登別市
    • 6.岐阜県高山市

    • 終-“とがった”の獲得に向けて