旅に出るきっかけを人生の〝節目〞に求めるのは日本人だけではないだろうが、旧暦にみられるように季節の変化がはっきりし、伊勢参りのように本音と建前を使い分ける日本人には節目をいわば言い訳に旅に出る傾向が強い。
昨今は特に訪日外国人観光客が注目されがちであるが、日本人の国内旅行需要の拡大にも目をむけていく必要がある。特に人生の節目と旅行を結びつけることができれば、新規需要やリピーターの獲得にもつながり、地域(観光地)の活性化にもつながることが期待される。
本特集では、節目旅行の意義や実態を整理し、節目旅行需要創出に向けた地域の取り組み方法や特徴を紹介している。その上で、今後の節目旅行の可能性や節目旅行誘致に取り組む地域の留意点などについて考察している。
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観光文化 236号(全ページ) |
表紙 | |
巻頭言リアリティの逆襲 ~『旅』世界の再構築に向けて~ | 家田 仁 |
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