機関誌「観光文化」

指標を活用した持続可能な観光地の管理・運営 (観光文化 216号)

指標を活用した持続可能な観光地の管理・運営 (観光文化 216号) 全文無料公開中

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特集  指標を活用した持続可能な観光地の管理・運営
    ―世界の動向と国内での適用に向けて

 今号の特集テーマは、指標(indicators)を活用した観光地のマネジメント(管理・運営)です。
観光地が持続的であるためには、観光客の満足度や、地域経済の状況、地域資源の状態などを表す客観的なものさし(指標)をあらかじめ設定すること。
 そして継続的な測定と、その結果を評価することが必要だという考え方です。
欧米を中心に重ねられてきた持続可能性指標の研究と実践の一端に触れるとともに、わが国での適用を探ります。

発行年月
2013年01月発行
判型・ページ数
A4判 44ページ
価格
定価1,100円(本体1,000円 + 税)

※本書は当サイトでの販売は行っておりません。

掲載内容

巻頭言

風致探訪其の六十一 福澤諭吉生家の糸車・大分中津 樋口 健二
巻頭言 持続可能な観光のためのモニタリング導入と指標の活用について
    日本の観光分野専門家への提言 P1
グラハム・ミラー

特集 指標を活用した持続可能な観光地の管理・運営 ― 世界の動向と国内での適用に向けて

「米国の自然公園利用におけるインパクト研究」と
 Limits of Acceptable Change system for Wilderness Planning( LAC) P2
熊谷 嘉隆
観光分野における持続可能性指標開発の系譜 P9 二神 真美
世界観光機関(UNWTO)による持続可能な観光のための指標を活用した
 観光地の管理・運営の体系 ―概要と国内導入への展望 P14
中島 泰、清水 雄一
持続可能な観光のための指標システムの例 P21 グラハム・ミラー
特集テーマからの視座指標を活用した観光地づくり」に思うこと P28 寺崎 竜雄
自主研究報告観光に対する住民意識に関する研究 P31 福永 香織
財団活動のいま… P35  

連載

連載Ⅰあの町この町 第52回 剛直と繊細 ── 鹿児島県南九州市知覧町 P37 池内 紀
連載Ⅱホスピタリティーの手触り 73 カンボジア、躍進する観光の光と影 P42 山口 由美
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