わが国の観光を考える上で重要なキーワードである「平準化」。 従来、旅行・観光産業は需要の変動が大きいことによる生産性の低さが指摘されてきました。 その解決はもはや業界を超え、社会全体に課せられた課題でもありますが、一方で「平準化」は、 旅行者からすれば「快適な旅」、そして「豊かな旅」を実現させる重要なファクターの一つです。 本号では「平準化」にスポットを当て、わが国の社会が取り組むべき課題やこれからの観光地が進むべき 方向性について考えてみたいと思います。
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観光文化 227号(全ページ) |
風致探訪其の七十二 四国・内子宿 | 樋口 健二 |
巻頭言青い鳥を探す「観光」の旅 | 神野 直彦 |
特集テーマからの視座 「平準化」―社会への期待、観光地への提案、そしてその先にあるもの |
梅川 智也 堀木 美告 |
観光研究最前線 実践的な「観光地経営」の取り組み―“伊勢志摩サミット”を目前にした三重県鳥羽市を例にして |
西川 亮 梅川 智也 |
観光研究レビュー Euro-Asia Tourism Studies Association(EATSA)発足会議参加報告 |
外山 昌樹 |
活動報告 |
連載Ⅰ私の研究と観光 第2回 「旅行の楽しさ」の研究 |
村上 和夫 |
連載Ⅱわたしの1冊 第2回 『Hosts and Guests The AnthrosPology of Tourism』Second Edition Valene L. Smith Editor |
西山 徳明 |
図書館リニューアルオープンに向けて | |
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