観光地経営の視点と実践
※転載はご遠慮ください
昨今の市場環境の変化に対応し、既存の観光地が活性化していくために、観光地全体をマネジメントしていく「観光地経営」という考え方が重要となります。本書では、それを実現させるためのポイントを8つの視点から提言するとともに、参考となる実践例を全国10カ所取り上げ、その学ぶべき点について丁寧に解説しています。
当財団が旅行・観光分野を専門とする調査研究機関となって50周年の記念事業の一環として発刊されました。
- 発行年月
- 2013年12月発行
- 編著
- (公財)日本交通公社
- 発行
- 丸善出版
- 判型・ページ数
- B5判 230ページ
- 価格
- 定価3,080円(本体2,800円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
◆目次
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はじめに
序 観光地経営とは
第Ⅰ章 観光地経営のための8つの視点
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視点1 観光地の特性と経営状況を把握する
視点2 関係主体を巻き込んで説得力ある将来ビジョンを策定する
視点3 新たな魅力と市場をつくる
視点4 滞在のための仕組みをつくる
視点5 観光資源の保存と活用の両立をはかる
視点6 組織と人材を見直して実行力を高める
視点7 観光地としてのブランドを形成する
視点8 地域の観光財源を確保する
第Ⅱ章 観光地経営の参考となる10の事例
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事例1.観光地経営に適した組織づくり(北海道釧路市阿寒湖温泉)
事例2.環境変化に強い温泉観光地づくり(北海道登別温泉)
事例3.地域への想いで結びつく地域内連携(青森県八戸市)
事例4.ダウンサイジングと組織運営の再構築(新潟県胎内市)
事例5.芸術・文化と地域資源の融合(新潟県越後妻有地域)
事例6.サイン整備を通じた地域のイメージづくり(長野県木曽地域)
事例7.既存観光地におけるイノベーションの取り組み(三重県鳥羽市)
事例8.観光資源の発掘と広域的活用(三重県東紀州地域)
事例9.“まち歩き”を通じた観光の質の転換(長崎県長崎市)
事例10.百年先を見越した観光地経営の実践(大分県由布院温泉)