大学での講義

公益財団法人日本交通公社の大学での講義についてご紹介します

観光系の学部や学科を有する大学などと連携し、当財団のこれまでの調査研究の成果や実績などを、大学講義などを通じて積極的に発信することで、旅行・観光分野で活躍する人材の育成に取り組んでいます。

立教大学と琉球大学では、寄付講座として、当財団研究員が自分の専門分野や携わった業務を紹介する、オムニバス形式の講義を行っています。

立教大学

「観光地づくり-JTBF、調査研究・コンサルティング業務の現場から-」

主に当財団が関わった全国各地での実践例から観光地づくりの要諦を具体的に学び、観光地づくりへの知識と関心をより深めます。

国・自治体の「観光地づくり」に関する政策等を丁寧に解説するほか、近年、当財団の関わった代表的な調査業務から、主担当者(研究員)が実務の現場の最新情報や観光地や旅行・観光産業に関わるコンサルティング業務の実際について詳説します。

講義内容(2021年度)

 1.オリエンテーション(JTBF の紹介)/ 観光地域づくりの基本

 2.「日本版DMO」による観光地マネジメント① 

 3.「日本版DMO」による観光地マネジメント②

 4.観光振興と連動した財源

 5.国際競争力を持つリゾート整備

 6.スマートリゾート

 7.地域の歴史・文化を活用した観光地づくり①

 8.地域の歴史・文化を活用した観光地づくり②

 9.温泉-新湯治①

10.温泉-新湯治②

11.オーバーツーリズム(公正観光)

12.キャリングキャパシティ

13.持続可能な観光のための地域資源管理

14.まとめ:国の観光政策の経緯と今後の方向性

琉球大学

「応用観光科学Ⅳ(観光地マネジメントの理論と実践)」

観光についての広い視野を有し、社会に出てからも観光に関して理解ある発言や行動を取ることができる人材の育成を目指します。具体的には、行政(県、市町村等)、沖縄観光コンベンションビューローに代表される観光協会、観光産業、農業・漁業等の地場産業、住民、観光客等様々な視点から観光のあり方について考察できることを重視します。

当財団 が現在及び過去に実施した沖縄を中心とした調査研究プロジェクト等を軸に、 「観光地マネジメント」「旅行市場動向」「地域観光統計・インバウンド」「経済波及効果」「観光財源」「リゾート整備」「スマートリゾート」「キャリングキャパシティ」「ナショナル・パーク構想」 について解説する ほか、日本や世界の動向について取り上げます 。

講義内容(2021年度)

 1.オリエンテーション、観光地域づくりの 基本

 2.「日本版 DMO」 による観光地 マネジメント

 3.観光統計と経済効果

 4.観光振興と財源

 5.国際競争力を持つリゾート整備

 6.スマートリゾート

 7.キャリングキャパシティ、ナショナルパーク構想

 8.まとめ:国の観光政策の経緯と今後の方向性

このほかの実績

このほかにも、多くの大学・大学院で講義を担当しています。

主な実績

筑波大学大学院(茨城県)、東京女子大学(東京都)、武蔵野大学大学院(東京都)、立命館大学ビジネススクール(大阪府)等