当財団ではこれまでも、講座・セミナー・シンポジウムなどの開催を通じて、旅行・観光に関する学びの機会を提供してきましたが、2022年度より、これらを「旅の学び舎(略称:たびまな)」として一体的に提供しています。
「旅の学び舎」では、連続した講義により体系的に学ぶ「講座」と、旅行市場の動向や展望を解説する「シンポジウム」、旬の話題や特定テーマを学ぶ「セミナー」などを連携しながら開催しています。
このほか、受託事業としてのセミナー・シンポジウムの開催を行うこともあります。
「観光地づくり講座」
2014年度より開催してきた「観光地経営講座」を、2022年度より「観光地づくり講座」として位置づけ・内容をリニューアルしました。
本講座では、日本の観光市場や観光政策の変遷と現在の状況、更に観光地づくりの理論や実践などについて、観光地づくりの様々な実践経験を有する当財団研究員が講義します。これら講義から、観光地づくりに関して基礎となる知識を網羅的に学ぶことが出来ます。
また、受講者同士でのグループワークも行います。講義で得た知識を活かしながら観光地での取組検討の仕方を学ぶとともに、参加者間の交流を深めていきます。
観光に関する断片的な知識からではなく、過去から現在に至るまでを体系的に理解した上で観光地づくりに取組む人材の育成や、ネットワークづくりに役立つプログラムとしています。
近年の開催内容
「旅行動向シンポジウム」
「旅行動向シンポジウム」は、例年10月下旬に開催しており、これまでに30回を超える歴史を有しています。
2016年の本社屋移転以降は、毎年、旅行・観光に関する特定のテーマを設定し、当財団研究員による研究発表をベースに、外部ゲストによる講演やディスカッション等を組み込んだ内容で構成しています。
旅行業、宿泊業、交通事業等の観光事業者の方、観光協会やDMOの方、コンサルタントや研究者の方など、観光に関わる幅広い立場の方の参加を得ています。
近年の開催内容
セミナー・シンポジウム開催の受託
自主事業としてのセミナー・シンポジウム開催の他、受託事業として事務局業務を担当することもあります。
主な実績
- 東京観光財団観光人材育成研修会、新・湯治セミナー、等