観光振興に貢献する地方公立大学~地域における現状と課題、そして期待~(観光文化 250号)
地方創生やまちづくりにおいて、観光が大きな役割を占める地域は多いですが、コロナ禍によって、観光(地)はこれまで以上に高度な経営を必要としています。地域の活性化やまちづくりにおける大学の重要性が増しているのです。
では、地域社会や企業等から期待される大学の役割とは何でしょう。観光教育、地域と連携・協力した大学の取組のあり方とはどんなものでしょうか。
今回の特集では、地域の観光振興に貢献する大学の中から、公立大学に注目しました。
公立大学は、地方公共団体が設置・管理するという性格から、地域への貢献が特に期待されているからです。具体的には地域における高等教育機会の提供、地域社会での知的・文化的拠点、地域における社会・経済・文化への貢献、若者の地域への定着などが挙げられます。観光でいえばより地域に根ざした観光教育です。
公立大学を取り巻く現状と課題、そして期待を、公立大学10校の取組事例をもとに考えます。
- 発行年月
- 2021年08月発行
- 判型・ページ数
- A4判 88ページ
- 価格
- 定価1,100円(本体1,000円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
表紙・巻頭言
表紙 | |
巻頭言地域の総合医 | 小磯 修二 |
特集 特集観光振興に貢献する地方公立大学~地域における現状と課題、そして期待~
観光研究最前線
新型コロナウイルス感染症流行下の日本人旅行者の動向3 | 五木田 玲子、仲 七重 |
新型コロナウイルスが外国人旅行者の海外旅行意向に及ぼす影響と今後の展望 | 柿島 あかね |
活動報告
第21回たびとしょCafe 地域で観光を支える株式会社DMC天童温泉の挑戦 | 鈴木 誠人 |
[連載] わたしの一冊
第22回『峠越え』山本一力著 | 小林 哲也 |
お知らせ
「旅の図書館」 特集関連の蔵書紹介 | 大隅 一志 |
奥付 |