観光と図書館~地域の観光に図書館はどう寄与できるか~(観光文化 243号)
図書館は、最も多くの利用がある公共施設のひとつだと言われています。皆さんもお住まいの地域の図書館に、一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。
多くの方々で賑わう図書館には、様々な種類の書籍や資料等が所蔵されていますが、特に郷土関係の資料は群を抜いて充実しています。図書館は、まさに地域の知的遺産の宝庫なのです。
昨今、旅行者の中には、旅先の歴史や伝統をより深く知りたい、地域の人とふれあいたい、という方も増えてきました。しかし、旅行者を図書館で見かけることはほとんどありません。
今回の特集では、全国各地の図書館の事例等から、観光と図書館の接点、観光と図書館の連携・融合に向けたヒントを探っていきます。
- 発行年月
- 2019年10月発行
- 判型・ページ数
- A4判 60ページ
- 価格
- 定価1,100円(本体1,000円 + 税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
表紙・巻頭言
| 表紙 | |
| 巻頭言「うとぅいむち」の心を図書館から | 長浜 善巳 |
特集 観光と図書館~地域の観光に図書館はどう寄与できるか~
| 特集1図書館を取り巻く動向と観光振興 | 吉澤 清良 |
| 特集2事例に学ぶ、図書館を活かした地域の観光魅力づくり | |
| 高山市図書館「煥章館」 | 西田 純一 |
| 八戸ブックセンター | 音喜多 信嗣 |
| 恩納村文化情報センター | 大隅 一志 |
| 奈良県立図書情報館 | 乾 聰一郎 |
| 甲州市立勝沼図書館 | 古屋 美智留 |
| 小布施町立図書館 | 市村 勝巳 |
| 千代田区立千代田図書館 | 井上 理江 |
| 東近江市立八日市図書館 | 山梶 瑞穂 |
| 伊那市立高遠町図書館 | 諸田 和幸 |
| コラム愛知県図書館「二度目の旅は図書館から」 | 大隅 一志 |
| コラム大好物は郷土資料 | 眞鍋 じゅんこ |
| 特集3対談:観光と図書館 連携と活用の可能性をあらためて考える | 嶋田 学、猪谷 千香 |
| コラム半世紀以上も前に提唱されていた“観光と図書館” | |
| 視座観光と図書館~地域の観光に図書館はどう寄与できるか~ | 吉澤 清良、大隅一志 |
| 地域の観光に寄与する図書館注目事例 |
活動報告
| 第17回たびとしょcafe 東北1000kmをつなぐ“みちのく潮風トレイル” | 櫻庭 佑輔 |
[連載] わたしの一冊
| 第16回『外食産業創業者列伝』牛田泰正著 | 中村 裕 |
[連載] 観光を学ぶということ ゼミを通して見る大学の今
| 第4回 琉球大学 国際地域創造学部 観光社会学ゼミ | 越智 正樹 |
お知らせ
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