ポスト・コロナの観光地マネジメント~京都市~(観光文化259号)
3年に及ぶコロナ禍によって日本の観光業界は停止状態に陥った。パンデミックを経て需要は急速に戻りつつあるが、一度、リセットされた現場は従前とは異なる世界となっている。日本中の観光地でこうした「新しい環境」への対応が迫られている。
本号では日本国内において最も長く観光振興に取り組んできた京都市の事例を元に、新しい環境に適合する観光地マネジメントのあり方について考察する。
- 発行年月
- 2023年11月発行
- 判型・ページ数
- A4判 62ページ
- 価格
- 定価1,100円(本体1,000円+税)
※本書は当サイトでの販売は行っておりません。
掲載内容
表紙・巻頭言
表紙 | |
巻頭言 文化庁京都移転と文化財の観光活用について |
日向 信和 |
特集 ポスト・コロナの観光地マネジメント~京都市~
特集1 京都市の観光行政の変遷 |
高畑 重勝 |
特集2 データで振り返るコロナ禍前後の京都観光 |
堀江 卓矢 |
特集3 インタビュー 京都市観光、各界の“現状と今後の展望”を聴く |
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京都信用金庫 地域の価値創造を目指す「おせっかいバンカー」 |
満島 孝文 |
エムケイ株式会社 システムと教育の見直しで |
木村 伸介、田中 祥一、東 真一 |
ヒューリックホテルマネジメント株式会社 地域とつながり、この土地ならではのサービスを |
髙橋 則孝 |
GOOD NATURE HOTEL KYOTO サステナブルな価値提供が海外宿泊客からも好評 |
山下 剛史 |
京都市ビジターズホスト(KVH) インバウンド加速で求められる通訳ガイドの質と量の向上 |
湯浅 真也子 |
一般社団法人西芳会 参拝者とお寺をつなぐ架け橋として |
平井 佳亜樹 |
京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団) コロナ禍を乗り越え未来に繋ぐ花街文化 |
糟谷 範子 |
特集4 座談会 世界をリードする京都市観光の実現に向けて ~コロナ禍が観光・文化にもたらしたものと 未来への展望~ |
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植垣 浩太朗、大宅 千秋、原澤 優介、 丸岡 直樹、赤星 周平 進行:山田 雄一 |
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視座 京都市から考えるポスト・パンデミック |
山田 雄一 |
観光研究最前線
揺るぎない価値観を構える |
首藤 勝次 |
[連載] 観光を学ぶということ ゼミを通して見る大学の今
第19回 阪南大学 国際観光学部 森重ゼミ 論理的思考の実践に向けて学び続ける |
森重 昌之 |
[連載] わたしの一冊
第31回『料理人にできること』 |
桑野 和泉 |