コロナ禍での足踏みはありましたがエンデミック社会の中で観光は再び、世界中で力強く動き出しています。観光需要の回復とともにオーバーツーリズムなどの問題も再燃してきており、それらの課題を解決するための取り組みが世界中の観光地で検討、実施されてきています。
昨年(2023年8〜10月)に当財団の全研究員を対象にハワイ、スイス・オーストリア、ニュージーランドの3方面に向けて海外視察を実施しました。各研究員が現地で実際に見て、聴いて、感じた事項を共有しつつ、これからの観光がダイナミズムを持って展開していく方向について考察しました。