当財団では、日本人の旅行の実態や意識について探る「JTBF旅行者動向調査」を毎年実施し、その結果を様々な切り口で分析したレポートを『旅行者動向』として発行してきました。
このたび、本調査の2000~2009年実施分を対象に、学術利用目的に限りローデータ(元データ)を公開することにしました。本調査は、日本人の旅行をとりまく環境や、旅行行動自体が大きく変動した2000年代の動きを継続的に追えるようになっています。様々な研究課題の解決にご活用いただければ幸いです。
データの利用にあたっては、以下をご確認ください。
JTBF旅行者動向調査(2000~2009年)の概要
調査対象:全国18歳以上の個人(調査会社のパネルより抽出)
調査方法:郵送による調査票の配布と回収、回答者本人による筆記調査
調査時期:毎年10月に実施
回答者数:約2,000~2,500人
データ公開範囲
- トリップ調査項目(旅行の実施状況に関する設問群)
- 行ってみたい旅行先、行ってみたい旅行タイプ
- 旅行動機
- 旅行しなかった理由
- 旅行計画を立てる際の情報収集源
- 回答者の基本属性
※上記の設問の一部を尋ねていない年度もございます。あらかじめご了承ください。
利用対象者
- 国および地方自治体の所属員
- その他、公益に資する学術研究をする法人の所属員
※1 大学および公的研究機関に所属している研究者の方は、東京大学社会科学研究所 SSJデータアーカイブ (http://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/)から利用申請を行ってください。
※2 SSJデータアーカイブへの利用資格を有する組織(データ寄託者など)の方々におかれましても、同アーカイブから利用申請を行ってください。
利用目的
学術目的での分析に限ります。
誓約事項
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- 提供されたデータは学術目的にのみ利用します。
- 個々の調査回答者を特定するための分析は行いません。
- 提供されたデータは、第三者に提供しません。
- データの利用期間終了日までに、データが収録された記録媒体を当財団に返却し、データのコピーを作成した場合は、そのコピーを消去・破棄します。
- データの利用期間終了日までに、データの分析結果をまとめた報告書(書式自由)を作成し、当財団に1部提出します。
- データの分析結果に基づく成果物等を発表するときは、謝辞(acknowledgement)の欄に、当財団からデータの提供を受けたことを記載します。
- データの分析結果に基づく成果物等は、当財団にコピーを1部提出します。
- 調査データの利用により何らかの不利益を被ったとしても、当財団の責任は一切問いません。
データ利用の流れ
- 以下のリンクより、申請書類一式(利用申請書、研究計画書、誓約書)をダウンロードしてください。
- 各書類を印刷し、必要事項を記入のうえ、当財団まで簡易書留で郵送ください(宛先は以下参照)。
- 当財団の審査により利用申請が承認された場合、当財団より、ご所属の組織・団体の住所宛にデータのコピーを収録したCD-Rを送付します。
- データフォーマットは、Microsoft Excel形式となります。
宛先:公益財団法人日本交通公社 広報・問い合わせ担当
〒107-0062 東京都港区南青山二丁目7番29号 日本交通公社ビル
利用期限
原則として、利用が承認されてから1年間です。利用期間終了日は、当財団の審査により利用申請が承認された場合、個別にお知らせします。
利用にかかる費用
無償とします。