本研究は、「旅の図書館」のT分類・F分類を対象に、観光関連主題の配置構造を分析する。日本十進分類法(NDC)との比較を通じて、NDCでは複数領域に分散する観光関連主題が、同館においてどのような論理で再配置されているのかを明らかにする。さらに、蔵書データを補助的に用い、主題配置構造と知識蓄積の対応関係から、観光専門図書館における独自分類体系の特徴を考察する。