今回の調査結果のポイント
- 新型コロナウイルスの影響による旅行の中止率は1月以降次第に増加し、4~5月には8割以上の旅行が取りやめになりました。その後、6月になると中止率は減少し、国内旅行では6.5割となっています。
- 旅行中止の理由は、この半年を通して「自身の感染リスクを避けるため」や「同行者の感染リスクを避けるため」といった感染リスク回避が最多となっています。また、「自粛要請が出ていたため」は3月から5月にかけて急増しましたが、6月には減少に転じています。
- 収束後に「旅行に行きたい」と答えた割合は5月に実施した調査結果から微減しているのに対し、「これまでのようには旅行に行きたくない」という回答は3ポイント程度増加しています。コロナ禍の影響の長期化による旅行意欲の減退が懸念されます。