【今回の調査結果のポイント】
- 新型コロナウイルスの影響によって「当月の実施をとりやめた旅行があった」と答えた割合は、国内旅行、海外旅行ともに4月が8~9割とピークになっています。 国内旅行ではピークとなった4月の8割強から徐々に減少し、9月は4割程度になりました。
- 旅行中止の理由は、1~6月に引き続き7~9月においても「自分自身の感染リスク回避」や「同行者の感染リスク回避」といった感染リスク回避が最多となっています。また「自粛要請」を国内旅行とりやめの理由とした割合は、1~5月にかけて徐々に増加し、緊急事態宣言解除下にあった5月にピークとなり、6~9月にかけて2.5割まで減少しています。
- 収束後に「旅行に行きたい」と答えた割合は、7月調査では5月調査より減少しましたが、 10月調査では増加に転じ、旅行意向の回復がみられました。各調査時の状況( 感染拡大やGo Toトラベルに東京追加、等 )と旅行意向は連動しており、今後もコロナ禍の状況に応じた変動が想定されます。