観光地経営に関する研究(2016-2017)

概要

観光地経営に関する研究(2016-2017)

観光地を取り巻く市場環境は、大きく変化しています。

大きくは、(1)少子高齢化の進展による需要衰退、(2)都市への人口移動による地元需要の減少、(3)観光客の国際化(インバウンドの増加)、(4)観光旅行先の分散化、(5)市場の成熟化によるリピーター客の増加、(6)高齢化やサービス産業化による旅行需要平準化、(7)海外旅行等競合の激化などがあげられます。

こうした環境変化を踏まえて、わが国の観光地は、どう再生し、活性化していけばいいのでしょうか。多くの観光地に共通する課題と個別の観光地だけの課題がありますが、いずれにしても持続的な発展のためには、地域の特性や個性(アイデンティティ)を明確にし、しっかりとしたビジョンに基づいた「観光地経営」を進めていくことが重要です。

2016年度は、『観光地経営の視点と実践』で提示した4つの活動・8つの視点をベースに、検討課題や近年の環境変化等を整理するとともに、観光地経営の実践事例の更なる収集・整理を通じて、『観光地経営の視点と実践』の更なる深化を行うことを目的として実施します。

研究内容

この研究・事業の分類

発注者 公益財団法人日本交通公社
実施年度 2016-2017年度