当財団では、1968年に実施した自主研究「観光資源調査の手法」を契機として、旧建設省道路局からの委託による「観光交通資源調査・観光行動調査」を行い、「全国観光資源台帳」を作成しました。
同台帳は、観光調査等において活用されてきた一方で、今日の観光動向および観光活動の変化を勘案した評価の枠組みの再構築と観光資源の再評価の必要性が高まってきました。そこで、2014年度より観光研究者や観光実務の専門家など有識者7名による「観光資源評価委員会」を設置し、評価の枠組みの構築と、特A級、A級資源の決定を行いました。
2015年度からは特別地域観光資源(B級資源)の定義や評価基準の再整理とB級資源の選定を行い、「全国観光資源台帳」を整理・更新しました。
2017(平成29)年度には、本研究の集大成として、「全国観光資源台帳」と、現在廃版となっている「JTB新日本ガイド」の全コンテンツデータ(約44,000件)を統合、精査、改訂し、観光研究の視点から、日本交通公社ならではの知見を加えた観光情報の公開に向けた検討に着手しました。
観光・旅行分野の学識経験者・実践者からなる「観光資源評価委員会」で観光資源の再評価を行うとともに、観光・旅行、地域に精通した専門家(目利き)により観光資源の「概要」や「見どころ」を順次整理しています。
2020/7/1 | 新サイト「美しき日本 全国観光資源台帳」をオープンしました(第1次公開) (公開対象:群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・福岡県・佐賀県・大分県・沖縄県) |
2020/9/1 | 宮崎県・鹿児島県の観光資源を公開しました(第2次公開) |
以前より当WEBサイトに掲載しておりました「(旧)観光資源台帳(https://www.jtb.or.jp/research/theme/resource/tourism-resource-list/)」は、新サイトのオープンに伴い、更新作業を終了いたしました。「(旧)観光資源台帳」ページに記載の情報(観光資源の定義、種別、ランク、選定件数、資源リスト)は、2017年7月時点の情報となりますのでご了承ください。
なお、新サイトでは都道府県単位で順次公開を進めております。そのため、公開前の都道府県の観光資源につきましては、「(旧)観光資源台帳」に掲載の情報が最新となります。ご面倒をおかけいたしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。