新型コロナウイルス感染症流行下の日本人旅行者の動向(その6)

2020.08.27

 公益財団法人日本交通公社 観光地域研究部 市場調査チームでは、 新型コロナウイルス感染症の流行が旅行市場におよぼした影響把握を目的に、定期的に実施している「JTBF旅行実態調査(第1四半期調査期間:2020年5月1~11日、第2四半期調査期間:2020年7月9~15日)」の調査内容を拡充し、分析を進めています。

 今般「新型コロナウイルス感染症流行下の日本人旅行者の動向(その6)」として、2020年1~6月期の旅行実施の状況および今後の旅行予定・意向コロナ禍における日常生活への影響をとりまとめました。
 既に公表しているレポート(その1、その3)で分析対象とした1~3月期のデータ(5月調査)に4~6月期のデータ(7月調査)を加えて、ここ半年間の動向を整理していますので、ぜひご覧ください。

今回の調査結果のポイント

  • 新型コロナウイルスの影響による旅行の中止率は1月以降次第に増加し、4~5月には8割以上の旅行が取りやめになりました。その後、6月になると中止率は減少し、国内旅行では6.5割となっています。
  • 旅行中止の理由は、この半年を通して「自身の感染リスクを避けるため」や「同行者の感染リスクを避けるため」といった感染リスク回避が最多となっています。また、「自粛要請が出ていたため」は3月から5月にかけて急増しましたが、6月には減少に転じています。
  • 収束後に「旅行に行きたい」と答えた割合は5月に実施した調査結果から微減しているのに対し、「これまでのようには旅行に行きたくない」という回答は3ポイント程度増加しています。コロナ禍の影響の長期化による旅行意欲の減退が懸念されます。
※これまでのレポート(その1~その6)は、以下のリンクからご覧ください。
https://www.jtb.or.jp/research/theme/statistics/statistics-tourist/