新型コロナウイルス感染症流行下の日本人旅行者の動向(その7)

2020.09.15

 公益財団法人日本交通公社 観光地域研究部 市場調査チームでは、 新型コロナウイルス感染症の流行が旅行市場におよぼした影響把握を目的に、定期的に実施している「JTBF旅行実態調査(第1四半期調査期間:2020年5月1~11日、第2四半期調査期間:2020年7月9~15日)」の調査内容を拡充し、分析を進めています。

 今般「新型コロナウイルス感染症流行下の日本人旅行者の動向(その7)」として、2020年1~6月期の国内旅行実施者を対象に、コロナ禍による旅行への影響、旅行における心理的状況・対策をとりまとめました。
 既に公表しているレポート(その2)で分析対象とした1~3月期のデータ(5月調査)に4~6月期のデータ(7月調査)を加えて、ここ半年間の動向を整理していますので、ぜひご覧ください。

【今回の調査結果のポイント】

  • 実施した国内旅行のうち、コロナ禍の影響で旅行予定に変更が生じた割合は、1月には1割弱でしたが4月には3.5割に増加、5月以降は徐々に減少しています。変更内容は「活動内容や訪問先の変更」がすべての月で最多となりました。具体的には、「まち並み散策・まち歩き」や「温泉」など密集しやすい空間での活動が多くとりやめられました。
  • 旅行実施にあたっての気持ちは「新型コロナウイルスに対する不安は感じなかった」が1月には6割を超えていましたが、4~6月には2割程度にまで落ち込みました。一方、「心配しても仕方ないと思った」は月を追うごとに増加しています。
  • 旅行実施時のコロナ対策は、月を追うごとにマスクの着用や手洗い・うがいなどの実施率が高まり、コロナ対策の徹底が徐々に進んでいます。
※これまでのレポート(その1~その7)は、以下のリンクからご覧ください。
https://www.jtb.or.jp/research/theme/statistics/statistics-tourist/